老化や突然死の原因となる糖化 今回のテーマは糖化。糖化とはタンパク質が糖と結びつく現象で、こうなるとAGE(何か略称自体がいかにも嫌な名前だ)というものが生じて老化や病気につながってしまうとして最近注目されている。例えば豚の皮で例を示していたが…
各地の祭が直面する深刻な問題 岸和田と言えば勇壮なだんじり祭で有名で、各地からも見物客が集まってくる。しかしこの祭の現場では変化が起こっているという。約200世帯が居住する岸和田市中之濱町。ここは立派な彫刻を施した一億以上の価値があるというだ…
ザ・プロファイラーの今回のテーマは淀殿が悪女であるのか、それとも単に悲運に遭っただけの人なのかということですが、まず私の見解を言いますと「両方です」ということに尽きると思う。まあそれについては後ほどということで番組の内容を。 これが一番一般…
病にむしばまれ死を意識しての人生 童話作家の宮沢賢治は花巻の豊かな商家に生まれている。彼の実家は質屋と古着屋を営んでいたが、貧しい農民が持ち込むなけなしの家財道具でわずかな金を貸して利益を上げている実家の商売に彼は嫌気がさしており、家業を継…
駿府城は家康が晩年を過ごした城であるが、現在大規模な発掘調査中である。その過程で新たな事実が明らかとなってきた。 復元された巽櫓と東御門 www.ksagi.work 駿府城で見つかった秀吉の金箔瓦 世間を驚かせたのは大量の金箔瓦の出土である。当初は家康が…
承久の乱については以前にヒストリアは北条義時の立場の方から描いていたが、こちらは後鳥羽上皇の立場から描いたもの。 tv.ksagi.work 幕府と対抗して天皇の権威を高めようとした後鳥羽上皇 後鳥羽上皇は和歌も極め、さらには自ら刀を打たせるなど文武両道…
昭和初期の鮭専門書に記されたサケ料理のコツ 今回はいきなり一冊の本の紹介からはじまる。それは昭和初期に発行されたという「鮭鱒聚苑」という本。背表紙に鮭の皮を使用しているといういかにもマニアックな本であるが、執筆したのは北海道の缶詰工場の社長…
大廃業時代、5社に1社が1年以上に廃業する?! 現在の日本では廃業を選択する中小企業が増加している。この10年ほどで件数は急増し、昨年1年間では廃業した中小企業は4万6千件に及ぶという。中には取引先と突然に連絡が付かなくなり、訪ねてみると業務停止状態…
自販機製造ラインを紹介 日本は自販機大国として知られており、その台数は全国で294万台という。これは日本に来た外国人も驚くところで、インタビューしてみるとホットの飲料があるのが珍しいのだとか(海外では主にコールド飲料のみだ)。ましてや今時の自販…
神岡に登場する新型重力波望遠鏡KAGRA スーパーカミオカンデがあることで知られる神岡。ここの長さ7キロに渡る長大なトンネル内に設置された巨大装置、それが間もなく稼働を始める重力波望遠鏡KAGRAである。 重力波とはアインシュタインの相対性理論から存在…
第二の御所だった仁和寺 京都にある仁和寺はもう一つの御所と言われている。京都御所にある天皇が行事などを執り行う場所である紫宸殿は格調高い檜皮葺の御殿の前に、右近橘と左近桜に2つの木が配置されることになっているが、仁和寺の中にある御室はこの紫…
関ヶ原の合戦は、知られているように徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を打ち破り、その後の家康の天下が定まった戦いである。しかしもしそこで3つの"IF"があった場合に展開はどう変わっただろうかというもの。 もし三成が大垣城で決戦していたら まず…
今回はヨーロッパに飛んでフランスの英雄ナポレオンがテーマ。現在のパリがあるのはナポレオンの都市計画によるものであり、良くも悪くも現在のフランスにも大きな影響を与えた人物である。 貧しい生まれから努力で頭角を現す ナポレオンはコルシカ島の生ま…
最近になってあちこちの歴史番組で次々に扱われているのが渋沢栄一。さてこの番組ではどういう切り口から迫るのか。 尊皇攘夷思想に走った若者時代 渋沢栄一は埼玉の豊かな農家に生まれた。彼の家が豊かだったのは藍玉を扱っていたから。防虫効果などがあり…
今回は主人公は菅原道真。そもそもは平将門、崇徳上皇と並ぶ三大怨霊であったのであるが、彼らとは違ってそこから学問の神様、天神様として崇拝されることになった。どうやって菅原道真が怨霊となりそこから神に転じたかというお話。 学問で出世した菅原道真…