2022-01-01から1年間の記事一覧
新宇宙望遠鏡で宇宙の創世時の姿を観測する 天文学の新しい時代を作ると言われているのがジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。長さ21メートル、幅14メートル、高さ8メートルという巨体で、今までの常識を越える鮮明な宇宙画像を集めている。これまでのハッブル…
産業革命のスレート鉱山 今回の世界遺産は、つい昨年に登録されたウェールズの鉱山。湖や山が連なる中に岩肌がむき出しの階段状になっている箇所が多数あるが、これは石材であるスレートを切り出した鉱山の跡である。 www.youtube.com スレートは薄く割れる…
危険なシコリの見分け方 身体のあちこちに現れる違和感の元である「しこり」。しかし中には命に関わるような危険なものも含まれている。そこで今回は危険なしこりについて紹介する。 まずシコリとは何であるかだが、身体のどこでも出来る可能性があって、皮…
実験によって通説をひっくり返したガリレオ 望遠鏡を作って宇宙を観測し、地動説を確信したガリレオ・ガリレイ。しかし当時はアホな教会が聖書に基づいて天動説を主張していて、それに反すると異端として処刑されかねない。そんな中でなぜガリレオは真実に迫…
後鳥羽天皇の刀への執着が示すコンプレックス またもや大河ドラマの宣伝です。この番組って内容の半分は大河ドラマの宣伝ばかり。その安直さに呆れるばかりである。尾上松也が演じる後鳥羽上皇が間もなく登場とのことだが、そんなことはどうでも良い。 で、…
鳥取城攻城戦の真の目的 秀吉による鳥取城攻略戦は、完全包囲による大規模な兵糧攻めで勝敗を決した戦いとして有名である。ここで兵を損耗せずに堅城である鳥取城を落とした秀吉は、信長から高く評価されてさらに毛利攻略に力を入れることになる。これまでは…
体内に存在するミクロの毛 今回はかなり画期的な話。実は私たちの細胞にはミクロの毛が存在し、それが様々な機能を制御しているという話。私もこれは初めて聞く話題である。 まずそのミクロの毛だが、髪の毛の太さが0.08mmぐらいなのに対し、0.00025mmの細さ…
叩き上げの平民宰相・原敬 爵位を持たずに総理になったことから平民宰相と言われていた原敬は、東京駅で1921年11月4日暗殺された。暗殺したのは鉄道職員の18才の青年だった。なぜ彼が殺されることになったのか。 平民宰相・原敬 原敬は盛岡藩の家老を輩出す…
カナダの大秘境 カナディアンロッキーの端の大秘境がナハニ国立公園。ナイアガラの2倍の落差の滝やら断崖が存在する景観の地だという。 www.youtube.com 国立公園には水上飛行機で行くしかないという(道路がないということか)。高さ1000メートル以上の断崖が…
高齢者の貧血の危険性 体内の血液の量は4リットルとされているが、その血液の病気でもっとも多いのが貧血。女性の5人に1人、男性の10人に1人が貧血だという。たかが貧血と考えている人も多いとされるが、高齢者の貧血は重大な症状につながったり、重大な病が…
東京遷都を目指した明治政府 今回のテーマは東京遷都。こう聞いたら、何か東京遷都に纏わるイベントをNHKがやってたっけと思ったが、どうやらそう言うわけではなさそうだ。 さて日本の首都は東京と言うことになってるが、実際は法律的には東京を首都と定めて…
意外と歴史の浅い文字との関係 ヒトの進化の上で重要な役割を果たしたのは言葉である。言葉を持つことでヒトは考えることが出来るようになった。そしてその言葉を残すためのものが文字である。しかしヒトの歴史を考えた場合、言葉に比べると文字の歴史は極め…
天下を巻き込んだ兄弟げんかのキッカケ 室町時代初期に起こった混乱である観応の擾乱は、足利尊氏と弟の直義の兄弟げんかから端を発している。この日本中を巻き込んだ兄弟げんかの顛末は。 まずは観応の擾乱のキッカケである。室町幕府が成立した初期は尊氏…
恐竜絶滅以前から生きていた微生物 とても生命なんて存在できないと思われる環境で生きる極限生物の発見が相次いでいる。生命とは何かについても考えさせるそのような極限環境の生物たちについての研究を紹介。 まず最初に登場するのは恐竜絶滅以前の微生物…
腰以外に原因のある腰痛 今回は日本人の4人に1人が悩んでいるという腰痛。しかしその80%は原因が不明だという。腰痛になりやすい原因について専門医が紹介すると共に、命に関わった危険な腰痛の例などを紹介。 腰痛の原因が実は腰以外にある例は多いという…
こちらはより露骨にNHKのイベントの宣伝です 先の英雄たちの選択が、明らかに東京国立博物館でNHK主催で行われている「国宝」展の宣伝企画でしたが、こっちはそれよりもさらに露骨なもろに宣伝です。いかにもこの番組らしい。この番組ってNHKのイベントか大…
またもNHKの主催イベントの宣伝です 今回は明治に日本で活躍した町田久成・・・と言っても、大半の人には「誰?」であろう。かく言う私にも「誰?」である。国立博物館創設に奔走した人物だという。いかにも唐突であるが、こんな人物を取り上げるのも東京国立…
幕末を突っ走った吉田松陰 今回は松下村塾で多くの勤王の志士を育てたことで知られる吉田松陰。結局彼自身は若くして処刑されることになるのだが、どうしてそうなったかを彼の生涯から振り返る。 吉田松陰 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}…
抗がん剤を確実にがん細胞に届ける 薬を使う場合、一番問題となるのはどうやって作用すべき場所に届けるかである。往々にして薬は患部に届く前に他の場所で消費されてしまって、そこで副作用を起こしてしまったりする。それを防ぐために患部に確実に薬を届け…
インド洋に500キロつながる大砂丘 南アフリカのイシマンガリソ自然公園には、長さ200キロの大砂丘が存在する。大砂丘は内陸に広大な湖や湿地という独得の景観を作った。 www.youtube.com 北の端のコジ湾では白い砂と青い水か入り交じった絶景がある。ここか…
体内時計リセットで健康的にダイエット 現代は肥満で困っている人も多いが、そんな人は体内時計に原因がある場合があるとのことで、今回は体内時計をリセットしてやせる身体を作ろうという話。 体内時計だが、これはいわゆる生体リズムのことであり、これが…
またも大河宣伝企画です つい先日「英雄たちの選択」で源実朝をやった直後なのに、なんでまた実朝なんだと思ったら、どうやら大河の宣伝のようですね。この番組ってそれでなくても中身が薄いのにこういうのばかり。で、いかにもこの番組らしく、実朝を演じる…
大脳にとって必要だが、危険物質でもある糖 今回のテーマは何とも魅惑に満ちた存在、糖である。しかしここまで甘い物を食べるのは人間だけだという。しかも糖は身体にとっては決して健康的とは言い難い存在でもある。ヒトと糖の関係とは。 最近になって敵視…
古代日本の対外戦争 今回のテーマは倭国が百済を救援するべく唐・新羅の連合軍と戦って惨敗した白村江の戦いについて。この戦いがどのような経緯で勃発し、どのような経過を辿って後にどのような影響を与えたかである。 乙巳の変によって主導権を握り、中央…
ウイルスでがん細胞を攻撃する ウイルスを使用した画期的なガン治療薬が2021年の6月に承認されたという。これはがん細胞に感染して死滅させるウイルスだという。重い脳腫瘍に対して、標準的な治療だと15%だった1年後の生存率が、84.2%まで向上した。この薬…
北海道と北東北に残る縄文人の痕跡 今回は先週に続いて北海道・北東北の縄文遺跡群を紹介。一万年も続いた縄文時代であるが、この地域の遺跡が世界遺産になった理由について紹介。世界遺産になっているのは北海道・北東北の17の縄文遺跡である。 www.youtube…
危険な咳の見分け方 秋になると出やすいのが咳だが、中には放置していると危険な場合もあるので要注意。特に子供の病気のイメージのある喘息だが、実は大人の喘息も多いという。危険な咳の判断方法を紹介。 まず危険な咳であるが、肺がんや肺炎、結核などが…
南宋との戦いが日本侵攻へのキッカケであった 日本最大の危機の一つであった元寇。結果は歴史に残っているように暴風雨の襲来もあって日本が辛くもモンゴルを退けたが、もし状況が変わっていたらどうなったかのシミュレーションも含めて元寇について振り返る…
単なる操り人形でなかった実朝 源実朝と言えば鎌倉三代将軍で頼朝の血筋の最後の将軍となってしまった人物だが、今までのイメージと言えば、北条氏の傀儡で自らは何かをする権限はなく、さらに本人は和歌が好きな弱々しい文系将軍というイメージがあった(か…
人間が「過労死」してしまうメカニズム 今回のテーマは疲労。現代社会は心身ともにストレスが多いから疲労がたまっている人も少なくないと思われるが、分っているようで分からないのがこの疲労である。疲労は本来は体からの警告であり、休息を取れという信号…