にっぽん!歴史鑑定
青い目のサムライ・三浦按針 今回は徳川家康の外交顧問として活躍した三浦按針ことウィリアム・アダムスについて。なお彼については以前に英雄たちの選択で登場しており、また彼が活躍した時代の日本を取り巻く状況についてはNHKスペシャルで解説されている…
尾張統一までの信長の若き日 天下統一の手前まで行った織田信長の生涯と言えば、桶狭間の合戦から語られることが多いが、今回はその手前の尾張統一までの信長の人生に注目する。番組では江戸時代初期に信長の側近だった太田牛一が記した一級資料「信長公記」…
日本を震撼させた大津事件 今回のテーマは、明治日本がいきなり大国ロシアと戦争になって滅亡かもと震撼した大津事件。来日したロシア皇太子に護衛の警官が斬りつけたという謎の多い事件である。なおこの事件は以前に「英雄たちの選択」でも取り上げられてお…
歴史上最古の呪術の使い手・卑弥呼 いきなり呪術廻戦が登場で「何なんだこれ?」ってのが今回であるが、要は日本における呪術の歴史を見ようと言うこと。まあ一種の便乗企画である。 さて日本の歴史において呪術の使い手となると一番初期にに挙がる名は卑弥呼…
悲運の将軍・徳川家茂 今回の主人公は幕末のドサクサの中で若くして亡くなってしまったために今ひとつ印象の薄い14大将軍・家茂。しかし彼は名君の資質のある将軍だったという。 徳川家茂 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 動乱の時代に…
紆余曲折の少女時代 女性の地位向上・権利獲得のために活動した婦人運動家の平塚らいてうの生涯。 らいてうこと本名・平塚明(はる)は1886年東京麹町で生まれる。父の定二郎は明治政府の役人だったという。ドイツ関係の仕事をしていた関係でハイカラで裕福な…
巌流島の決闘の真実 剣豪・宮本武蔵と若きイケメン剣士・佐々木小次郎の一騎討ちである巌流島の決闘。様々な伝説もあるこの勝負だが、やはりそこに伝わる話には多くの創作やら誇張などが含まれているという。今回は一級資料などに基づいてこの決闘の真実に迫…
壁画に彩られた兄弟古墳 極彩色の壁画が見つかったことで話題となった高松塚古墳であるが、そこから1.2キロという近くのキトラ古墳でも壁画が見つかった。この2つは建設年代も近いことから兄弟古墳と言われているらしいが、今でも謎が多いという。 この2つの…
頼朝に賭けた時政 今回の主人公は北条政子の父で鎌倉殿の13人の1人だった北条時政。しかしこの人物、何かと陰謀の噂のつきまとう人物である。 まず政子と頼朝の関係であるが、時政は政子を別れさそうとしたが、政子が頑としてそれを拒んで駆け落ちしてしまっ…
海を渡った77人の日本人 鎖国体制をとっていた江戸幕府だが、ペリー来航などの一連の騒動の中で開国を決断する。そして1860年に77人の使節団をアメリカに送ることになる。これは日米修好通商条約の批准書を交換するためのものだったという。正使には外国奉行…
お家騒動の発端 今回は江戸時代の世の中を騒がせたお家騒動である伊達騒動について。有数の外様の大藩の騒動だけに世の中が騒然として、これをモチーフにした演劇なども登場。近年でも「樅ノ木は残った」などの作品が知られている。 伊達騒動といっても実は3…
日本初の宗教戦争・丁未の乱・・・じゃなかった 古代社会における最大の争いの一つ、物部氏と蘇我氏が争って物部氏が滅びた丁未の乱。この争いの元は崇仏派の蘇我氏と排仏派の物部氏が仏教を巡って争った日本初の宗教戦争であると日本書紀の記述から長年いわ…
戦後の大事件 12名を殺害した犯人とされて死刑判決を受けた平沢貞通が無実を訴え続け、結局はそのまま95才で獄死してしまったために真相は有耶無耶にされてしまったが、限りなく冤罪の可能性が高いと言われている帝銀事件について。 事件は3時の閉店直後の帝…
信長の元で頭角を現した前田利家 今回は大河ドラマ出演回数が、あの秀吉を抑えて家康、信長に次いでの堂々第三位という前田利家である。なお大河だけでなく、この手の歴史番組でも良く登場するのだが、意外にも彼をメインに扱った回ってそんなにないんだよな…
正義の人・大塩平八郎 今回は大阪で幕府に対する抗議の乱を起こし、乱自体は半日で鎮圧されたものの、幕臣が乱を起こしたということで社会に大きな影響を与え、ひいてはそれが後の倒幕につながったともされる大塩平八郎である。なお以前に英雄たちの選択にも…
子供時代から文学的才能を示す 日本最初の女性職業作家であり、「たけくらべ」「にごりえ」などの名作を残し、5000円札の肖像ともなった樋口一葉が今回の主人公である。 樋口一葉、本名・樋口奈津は江戸時代に同心だった父・則義と母・多喜の娘として1872年…
兄を補佐することを期待されていた謙信 メジャー武将の若い頃に注目する若武者シリーズ。以前に武田信玄と徳川家康をやってますが、今回は上杉謙信が登場です。まあこの辺り、ネタは出尽くした感があるので、少しでも切り口を変えてみるぐらいしか手がないの…
半世紀も将軍を務めた家斉 将軍在位50年と、2位以下を大きく引き離して圧倒的な長期政権を誇るのが第11代の徳川家斉である。その一方で、その治世は「長いだけで何もしていない」とか言われ、子作り将軍の異名もある。家斉とはいかなる将軍であったのか? ち…
逃げ上手の若君 今回は、北条氏最後のプリンスとして鎌倉幕府再興を目指して逃げまくった若様として知られ、最近になってコミックまで登場したという北条時行。なお以前に「英雄たちの選択」でも登場しており、今回の内容とかなりの部分が被る。 tv.ksagi.wo…
歴史的に見た鬼とは 鬼滅の刃のヒットで注目されている「鬼」だが、歴史的に見て鬼とはどういう存在であったのかに注目する・・・という一風毛色の変わった内容に感じられるのですが、実はこれは他の番組でも既に扱われており、鬼滅が評判になり出した昨年辺…
江戸時代の年末の暮らしを西鶴から見る 人情本やいわゆる好色シリーズで有名な井原西鶴であるが、そこには江戸時代の人々の暮らしが描かれている。そこで井原西鶴の「世間胸算用」を通して江戸時代の大晦日の風物について見ていこうというのが今回。いかにも…
武田信玄の若かりし頃 武田信玄はこの手の番組では散々扱われてきているのでもうネタはほとんどないが、大抵は上杉謙信と対立するようになった前後からの話が多い。そこで今回はそこに至るまで武田信玄の若かりし頃に焦点を当てている。 武田信玄は父の信虎…
迷宮入りした3億円事件 伝説の迷宮入り事件だが、事件の経緯を振り返ってみると、捜査陣の不手際ばかりが目立つ事件であるという。 事件自体は1968年12月10日、東芝府中工場のボーナスを輸送していた日本信託銀行の現金輸送車が、偽白バイ警官によって乗り逃…
武士を目指していた土方歳三 今回は新撰組の鬼の副長こと土方歳三について。 土方歳三 土方はそもそも多摩の豪農の家に末っ子として生まれたという。両親が早くして亡くなったので年の離れた兄に引き取られ、商人としての修行に出たが続かず、親戚の家に入り…
福岡の農民が発見した金印 福岡県の志賀島で発見された国宝・金印。これについては発見当初から真贋論争があったりなど、未だに謎も多い。その金印について最新の説も含めて検証する。 そもそも金印が発見された経緯であるが、志賀島の農民である甚兵衛が田…
家康の人質時代からの腹心だった石川数正 戦国時代には主君を変える家臣は少なくなかったが、その中でも戦国の謎の人にもなっているほど衝撃的だったのが、家康の腹心だった石川数正の出奔である。彼が秀吉に乗り換えた理由については未だに諸説あって真相は…
初代富岡製糸場場長になった尾高惇忠 今回の主人公は尾高惇忠。大河ドラマに出てくる栄一の頭でっかちの兄貴である。田辺氏が「私も演じたことがあるので他人とは思えません」なんて過去形で言っているが、いや、あんたはもう収録終わったかもしれないが、現…
中臣鎌足は軽皇子の意向で乙巳の変を起こす 今回扱うのは後の藤原氏の栄華の祖となった中臣鎌足である。この番組では今までに天智天皇とかその辺りの人物はいろいろ扱っているので、結構被っている内容がある。 中臣鎌足は中級貴族で代々神祇官を務めてきた…
天狗小僧と言われた少年 今回の主人公は、江戸時代のマルチクリエイターでエレキテルで有名な平賀源内である。 平賀源内 源内は1728年に讃岐国志度浦の足軽の家に生まれる。好奇心が強くて利発であり、子供の頃からカラクリなどが好きだったらしい。奇抜な発…
100年前のパンデミック 今回のテーマは、コロナ禍のご時世からかつてのスペイン風邪のパンデミックを振り返るという話・・・なんだが、ネタとしては誰でも思いつくものなので、既にいろいろな番組でこのネタは扱われている。特にNHKなんかは手を変え、品を変…