教養ドキュメントファンクラブ

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

このブログでの取り扱い番組のリストは以下です。

番組リスト

5/23 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「あなたの足は大丈夫?」

足のアーチ崩れから起こるトラブル

 足のトラブルが原因で、転倒などにつながって最悪は寝たきりになるなどの問題が発生することがある。実際にアメリカでは足だけの専門医なども存在する。

 足のトラブルとしては足のアーチ崩れが多いという。これは外反母趾などの原因になるという。また足にタコができているなどと言うのは、足のアーチ崩れのサインであると言う。また巻き爪もアーチ崩れが原因となるという。爪は元々巻く力があるが、それが下からの圧力でバランスを取っているのだという。しかしアーチ崩れによって指がねじれると爪にかかる力がズレて巻き爪になるという。

 さらに通常の状態で地面につかない指があるという浮き指。これも巻き爪の原因になるという。番組ではリサーチャーの中村昌也が浮き指を指摘されているとのことで、専門医の検診を受けたところ、やはり巻き爪があるとのこと。で、金具で補正するという5分で出来る施療を施された。またさらに検査すると左足首が硬いことから調べてみるとかかとの部分に水が溜まって腫れているとのこと。これは足底腱膜炎という病気で、かかとの骨から指に広がる腱膜に炎症が生じる病気だという。朝起きて1歩目にかかとに痛みを感じ、活動を始めると徐々に痛みが和らいでいくのが症状という。運動不足でいきなりランニングを始めたなんて人がよく発症するという。活動限界を超えた負荷をかけた時に炎症が生じるのだという。コロナのお籠もりから突然に運動するというパターンで発症が増加していると言う。盲点は室内の運動で、裸足での運動は衝撃によって傷めやすいので、室内運動でも靴を履いた方が良いという。

 

靴底を見るセルフチェックと足を守る運動

 なお歩き方のクセなどから足への負担が分かるという。これは靴の磨り減り方をチェックするのだという。例えば外側だけが減る人は甲高でO脚になりやすく、膝の外側に痛みが出やすいという。左右非対称にかかとなどが減る人は、足の長さに違いがあるか、アーチ崩れが非対称、もしくは股関節に傾きがあるなどで要注意だという。内側だけが減る人は足のアーチが崩れた扁平足の人。前だけが減る人はアキレス腱が硬く、足底腱膜炎になりやすいという。

 足を守る筋トレとしては、横になって膝を立ててお腹上に手を組んで骨盤を中心にお尻を持ち上げて下ろすという運動がある。お尻と太股の裏側の筋肉を鍛えることで歩き方を補正して足への負担を軽減するのだとか。15~20回を1セットにして体調に合わせて1日2~3セットで効果があるとか。なお腰からあげると腰痛になる恐れがあるので、お尻を上げるイメージでとのこと。

 さらにストレッチとしては、片膝を立ててもう片方の膝を床につける。ここから上体はそのままで重心を前方に移動するのだとのこと。これで太股の前側や股関節を伸ばすことで歩く時の姿勢改善や足の可動域の広がりで足にかかる負担を減らせるのだという。これは片足30~45秒で、1日2~3セットで効果的とのこと。

 足のアーチを守るエクササイズとしては、足の指先を曲げて5秒キープ、さらに伸ばして5秒キープというのを10回1セットで1日1~2セットという。足の指を鍛えるのだろう。しかし私は足の指があまり動かないので、これをやってると足が攣りそうになるのだが・・・。

 

 以上、足のトラブルについて。私の場合は体重が多すぎるせいもあって足のトラブルは日常茶飯です。タコはありますし巻き爪もあります。完全に扁平足で外反母趾もその傾向はあり。またかかとが痛くなることもしょっちゅうです(山城探索後などに多い)。靴の底は覿面に右のかかとが異常に減るというもので、歩き方がバランスがおかしいのは自覚してます。

 

忙しい方のための今回の要点

・足のトラブルによる転倒などで最悪は寝たきりなどの可能性もあることから、足の健康が注目されている。
・足のトラブルで多いのはアーチの崩れによる外反母趾。アーチの崩れはタコができたり巻き爪の原因となる。巻き爪は金具で補正する方法がある。
・また足の裏の足底腱膜炎という病気も多い。足に限度を超える負荷をかけると足裏の腱膜が炎症を起こす。またアーチが崩れるとこれを発症しやすい。
・足のトラブルは歩き方のクセなどにでるので、靴の減り方で自己チェックが出来るという。左右の減り方が極端に違う場合などははバランスが崩れていると考えられる。
・番組では足を守るための筋トレ、ストレッチ、さらに足のアーチを守るエクササイズを紹介した。


忙しくない方のためのどうでもよい点

・足のトラブルって地味ですけど深刻にトラブルと覿面に動けなくなるので要注意です。まあ足のトラブルがひざや腰のトラブルにつながる場合も多々あります。私なんかがもろにこれで、膝痛や腰痛を起こしましたから。

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