教養ドキュメントファンクラブ

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

このブログでの取り扱い番組のリストは以下です。

番組リスト

5/8 TBS系 世界遺産「滝と湖の大山脈!日本人が初登頂"魔の山"」

氷河が削った雄大な地形

 カナディアンロッキーの雄大な大山脈、ここには3000もの氷河があるという。これらは無数の滝や湖を作り出した。岩が削った土砂を含む湖は、光を反射して青く輝く。


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 冬に凍結したアブラハム湖では多くのクラゲのような白い物が見える。これらはアイスバブルと呼ばれるもので、湖の底で植物が腐って発生したガスがそのまま凍っているのだという。またメディスン湖は流れ出す川がないのに秋になると水が消える。この湖の地下には水路があってそこを流れていくのだという。地中には水が流れる洞窟が多数存在するという。石灰岩が浸食された鍾乳洞も多い。また頁岩の地層もある。これらは元々海の底だったのだという。

 

 

日本人が登頂した「魔の山」

 多くの山が存在するが、その中で未踏だったアルバータ山は登ることが難しいことから魔の山とも呼ばれた。100年前にこの山を登ったのは日本人だった。当時の日本を代表する登山家の槇有恒が率いるチームが攻略に挑んだ。ボロボロ崩れる垂直の岩肌を16時間の苦闘の末に攻略に成功、槇は山頂にピッケルを残したという。そのピッケルは29年後に登頂に成功したアメリカの冒険家が回収した。これによって日本人による歴史的登頂が確認されたという。

 ここにはまだ登頂が困難な山もある。アシニボイン山はアクセスの悪さが幸いして手つかずの自然が残っているという(それでもスキー客のためのロッジはあるそうだが)。

 

 

忙しい方のための今回の要点

・カナディアンロッキーは氷河の浸食による雄大な地形が展開する。
・ここに多くある山の中のアルバータ山は登頂困難な魔の山と呼ばれていたが、100年前に日本の登山家の槇有恒が登頂に成功した。
・この地には未だにアクセスの悪さから手つかずの自然が残る地域も存在する。


忙しくない方のためのどうでもよい点

・今回もまあ定番の世界遺産です。先週のグレート・バリア・リーフ辺りから、今更というようなド定番が続いていますが、一回りしてネタが無くなってきたのかな?

前回の世界遺産

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