教養ドキュメントファンクラブ

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

このブログでの取り扱い番組のリストは以下です。

番組リスト

5/26 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「頭痛外来の名医が解明!命の危険も!?頭痛に潜む真犯人」

頭痛の原因に迫る

 今回のテーマは頭痛。頭痛に悩んでいる人は4人に1人もいるという。しかし対処が難しいのは原因が人様々ということ。そこで今回はその頭痛の原因、さらには命に関わるような頭痛の見分け方などを紹介する。

頭痛に悩む人は実に多い

 今回は頭痛に悩む60歳の男性と20代の女性が頭痛外来を訪れるという内容。最初の男性は10年前ぐらいから頭痛に悩んでおり、月に1回ぐらいの頭痛が5日~1週間ぐらい続くという。まずは医師は問診で一次性頭痛か二次性頭痛かを判断。一次性頭痛は頭痛自身が病気の場合で、これは命に関わることない。しかし二次性頭痛は脳の疾患などから来るもので急な痛みに襲われ、これは命に関わる危険がある。彼の場合は慢性的な痛みであることから二次性頭痛の可能性は排除された。さらに痛みの状況を聞くとつかまれるような痛みで、風呂に入ると緩和するとのこと。この症状は緊張型頭痛で筋肉の血行悪化などで疲労物質が筋肉に溜まって神経を刺激しているのだという。

 次はこの原因が何かに迫る。彼の生活習慣を聞いたところ社交ダンスの講師をしているとのこと。これから肩こりが頭痛の原因だと推測されたという。さらには睡眠時間がバラバラであることから睡眠の質が悪く、疲労が回復していなかったと推測できる。改善には寝る90分前に40度ぐらいの湯でリラックスして副交感神経を優位にすることで睡眠の質を上げること、また大きく肩を回すストレッチなどもお勧めだという。

 

 

片頭痛への対処法

 次は10年頭痛に悩まされている女性。締め付けるような痛みに肩こり、さらに入浴時に痛みが和らぐことから緊張性頭痛があると言う。しかし頭痛の記録を見たところ、天候の影響なども見られていることから、片頭痛の発症もあると言う。これは血管が拡張することで三叉神経が刺激されることによる拍動性の痛みである。環境の変化が刺激になるという。というわけで彼女は緊張型頭痛と片頭痛の混合型であるという。さらに彼女の場合は臭いの刺激などにも反応しているという。人混みの音や光などにも反応する例もあるという。また彼女はほぼ毎日服薬していることから、薬物乱用頭痛の傾向もあるという。これは痛み止めの使いすぎで痛みにかえって敏感になってしまう症状であるという。

 片頭痛の対処としては静かな暗い部屋で休息を取るのが一番良いが、それが出来ない場合には広がった血管を元に戻す薬を処方してもらうといいという。また冷却シートやアイマスクなどもお勧めという。緊張型頭痛の場合は首の後ろの圧痛点をもみほぐして血行をよくするのが効果があるという。

 

 

命に関わる危険な頭痛

 最後は命に関わる危険な頭痛。これまで経験したことのない激しい頭痛を感じた40代の女性、しかし1分ほどで収まったので受診していなかったのだが、さらに同じような頭痛が2回起こったことで受診。精密検査の結果、脳の動脈瘤が発見されたという。これが破裂するとくも膜下出血になるのでこれは命に関わることになる。今回はここから微少な出血が起こっていたのだという。このようなものは警告頭痛と言い、このうちに治療することで大出血をさけるのがポイントだという。

今まで経験したことのないような激しい頭痛はくも膜下出血の疑い

 危険な頭痛を見わけるポイントだが、まずだんだんひどくなる頭痛。これは脳腫瘍であるという。腫瘍が多くなることで周囲が圧迫されていくのだという。もう一つのポイントは急に起こる頭痛で、これは脳内出血や血栓の可能性があるという。


 以上、頭痛について。私も常にというわけではないが、体調によっては激しい頭痛が出て仕事が困難になることがあります。締め付けられるような頭痛も、脈打つような頭痛もどちらも経験しているので、緊張性頭痛と片頭痛を状況で発症しているのだろうと思われます。ちなみに私が頭痛が起きた時の対処法ですが、額にサロンパスです。経験上、これが一番直接的で効果的なように思われます。サリチル酸が筋肉の緊張も血管の緊張も和らげるのでしょうか? なお頭痛以外の身体の不調(筋肉痛を始めとして胃痛、歯痛なども)はほとんどサロンパスで対処しているので、私には常にサリチル酸の臭いがつきまとっているということになります。

 急に起こる今まで経験したことのないような激しい頭痛と言えば、大抵はくも膜下出血ですから、これが起こった時にはとにかく直ちに救急車です。一分一秒を争います。今回登場したのはこれ以外に徐々に強くなる頭痛とありましたが、こちらは腫瘍が徐々に大きくなっているという状態のようですから、これもかなりいやらしいです。

 

 

忙しい方のための今回の要点

・頭痛は様々な原因があるので、その一例を紹介する。
・頭痛には頭痛そのものが病気の一次性頭痛と、脳の疾患などから頭痛が発生している二次性頭痛がある。この二次性頭痛は命に関わる危険がある。
・今回の患者の男性は慢性的な頭痛であることから一次性頭痛と診断され、つかまれるような痛みで入浴で和らぐことから緊張性頭痛と診断された。
・彼の頭痛の原因は講師をしている社交ダンスから来る肩こり。さらに睡眠の質が悪いことによる疲労の蓄積が原因と判断された。
・もう一人の女性は同様に緊張性頭痛があるが、それ以外にも天候の影響などで頭痛が発生していることから、片頭痛も併発していると考えられた。
・頭痛の引き金には臭いの刺激などが考えられたが、他にも人混みの音や光なども反応する例があるという。
・さらに彼女は頻繁に頭痛薬を服用しており、そのために痛みにより敏感になる薬物乱用頭痛の傾向も見られた。
・命に関わる危険な頭痛は、まず段々とひどくなる頭痛。これは脳腫瘍の可能性がある。さらに急に激しく痛む頭痛でこれはくも膜下出血・脳梗塞などの可能性あり。

 

忙しくない方のためのどうでもよい点

・確かに私も臭い刺激で片頭痛が出たことがあります。特にひどいのが女性の香水の匂い。さらにこれに輪をかけてひどいのがダウニーとかの柔軟剤の安っぽい香料の匂い。オペラを聴きに行ったら近くの女性が強烈な臭いをさせていて、頭が痛くて目を開けているのがツラい状況にまで追い込まれたことがあります。少なくともダウニーは国内での販売を禁止して欲しい。

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