脂肪肝の診断を受けた天野ひろゆき氏が生活改善に挑戦
今年の人間ドックの回で血液検査の結果、肝機能、中性脂肪、LDLコレステロールなどがもろに引っかかった天野ひろゆき氏が生活改善に取り組み、その結果報告の企画である。
天野氏はこの回で脂肪肝を指摘された
天野氏が引っかかったのが脂肪肝。脂肪肝は食生活がもろに影響するので、天野氏はまず食事改善に取り組んだらしい。その結果、体重は10キロほど減少したとか。なお現在は非アルコール性の脂肪肝が増加していると言う(私がもろにそれ)。で、天野氏の血液検査の結果は、今回見事にAST,ALT,γ-GTPのいずれもが基準内。
食生活改善で劇的効果
華々しい結果が披露されたところで、実際に天野氏が取り組んだ内容が紹介される。基本は食事改善。以前は朝食は飲むヨーグルト、昼食はカツカレー、夕食はラーメンセットなどという食事だったそうだが、それを品目の多い小鉢の昼食、夜は軽めにしたと変更している。夕食を軽くして、糖質を減らしたのがポイント。さらに間食を乾燥昆布に変えたとか。ただたんぱく質がやや不足なので、筋肉量が低下した恐れはあるので、毎食20グラムのたんぱく質を摂るようにしたら良いと言う。
また運動も必要。天野氏もなるべく歩くようにしたらしい。なお運動の時間が取れないという人が多いが、そういう人にはスクワット一択だとか。大きな筋肉を鍛えるので非常に効果は大きいとのこと。
スマート外来が進める食習慣改善ポイント
番組では佐久市立国保浅間総合病院のスマート外来の食事メソッドを紹介している。そこでは食品の頻度など食習慣についてのチェックをし、体組成検査、血液検査での糖尿病やホルモン異常のチェックなどを実施するという。そして生活の一番の問題点をあぶり出し、体重を7％減らすためのメソッドを出すのだとか。タスキの法則というのがあり、短時間で経過を数値化して記録するのだとか(測るだけダイエットの亜流だな)。1年間で6キロ減らすよりも、3ヶ月で6キロ減らして維持する方がインスリンの効きが良くなるんだとか。
指導ポイントの3つは、まず飲み物についてはジュース、スポーツドリンク、乳酸菌飲料などの甘い物を避ける。これらは糖分が非常に多い上に吸収が早いのでNG。飲み物は水、お茶、ブラックコーヒーにするのだとか。さらに米、パン、麺、間食を今の半分にするのだとか。ここでゼロにしないのがポイント。ゼロだと減らしすぎだという。そして3つめが野菜、キノコ、海藻など食物繊維を倍にする。
なお効果の高い食材としてキャベツと豆腐を勧めている。後は自ら料理をする天野氏がこれらを使ってキャベツに豆腐のチャンプルーを作って番組終了。
以上、脂肪肝解消について。実際のところ脂肪肝は食事改善で劇的に改善します。ただそれがなかなか実行できなかったり続かなかったりするんですが。なお天野氏の以前の食事、確かに健康的には思えませんが、そんなに極端に身体壊すほどひどいようにも思えないんですが・・・。多品目の小鉢中心の定食とかが身体に良いのは分かっていても、実は外食中心だとこれは難しかったりする。
なお食事改善の3ポイントが上がってましたが、私の経験から言っても甘い飲み物が一番悪いです。私なんかはこれで糖尿病になったようなもの。またタチが悪いことに喉が渇いたと思ってジュースなどを飲むと、さらに喉が渇くという悪循環に落ちます。これを一切辞めてお茶にするだけでも健康状態は劇的に改善します。
忙しい方のための今回の要点
・先の人間ドック企画で脂肪肝を指摘された天野ひろゆき氏が生活改善に取り組んだ結果、見事に肝臓の数値が正常化した。
・天野氏が実行したのはまず食事の改善、糖質を減らして夕食を軽めにした。さらに間食も減らした模様。さらに運動も取り入れている。
・医師が勧める方法は、まず甘い飲み物を避ける。米やパンなどは半分にする。野菜やキノコなどを倍にするというもの。
・お勧め食材はキャベツと豆腐だとのこと。
忙しくない方のためのどうでもよい点
・私なんかももっと早めに本気で生活改善に取り組んでいたらと後悔しきり。しかしまさに後悔先に立たずというもので、いよいよヤバいところに来ないとなかなか踏ん切りがつかないんですよね。これが一番の問題。天野氏なんかもあそこで踏みとどまらずに今までの生活続けたら、多分いずれは糖尿病か肝臓病が見えていた。
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