春になると増加する足のトラブル
春になって暖かさが増してくると、少し運動でもという人が増える時期だが、この時期に増加するのが足のトラブルだという。足の専門家によると「冬にあまり動かず、春に突然に運動を開始すると足のトラブルが増える」のだという。だから運動する前に足元の確認が必要だという。

あらゆるトラブルの元になる「足のアーチの崩れ」
番組では足のトラブルを抱えるアラフィフ女性2人の事例を紹介している。1人目の女性は足の裏にビリビリした痛みがあるとのこと。その足を観察すると、最初に専門家が指摘するのが偏平足。足の土踏まずがなくなってしまっている。足の骨格構造がもともと弱いためにアーチが崩れやすいのだという。この足の骨格構造は強い人と弱い人の2パターンに分かれるのだとか。元々崩れやすい骨格のタイプの人の筋肉や靭帯が弱ると、アーチが崩れて足の衝撃を吸収できなくなるためにトラブルが発生するのだという。彼女の場合はこのアーチ崩れのせいで足底腱膜炎の発症が考えられるという。これを発症すると最初は朝の第一歩が痛む程度だが、悪化すると歩けなくなるとのこと。また足のタコが多いのはアーチ崩れによる症状だとのこと。

次の女性の症状は巻き爪。これは足のバランスの崩れが原因であり、先ほどのアーチ崩れはここにも影響するという。アーチが崩れることで指がねじれて爪への圧力が不均衡になったことが原因とのこと。爪が厚くなってしまっているという症状が出ていたため、爪を削って薄くする措置が取られた。
最後に番組の金子貴俊氏(48歳)が登場。彼も足の小指が内側に巻いてくるというトラブルを抱えているという。これは内反小趾という症状であり、偏平足が原因であるという。彼の場合は親指の骨が普通より短いという特徴があり、それがアーチ構造を支えられない原因とのこと。この場合はインソールなどを使って対応するという。実際にこの後、金子氏がインソールを体験しているが、姿勢まで変わっているのには驚いた。
アーチ崩れを防ぐ靴の選び方とストレッチ
今回、すべての事例でアーチ崩れが起こっていたが、番組ではそのチェックの6項目を挙げている。1.靴底のかかとの減りが左右で違う 2.夜眠っていると足がつりやすい 3.足裏にタコやウオノメがある 4.片足で立って靴下を履けない 5.ズボンの裾上げをすると片方が合わない 6.怪我をしていないのに膝や足が痛くなる の6項目。この中で1つでもチェックがあれば要注意とのこと。
最後はアーチ崩れを防ぐ靴の選び方やストレッチなど。靴は指先に1センチぐらい余裕があるものを選ぶ。インソールを出して直接に足に当てると分かりやすいとか。また立った時にくるぶしとアキレスけんの付け根が当たらない靴を選ぶこと(私は実際に新しい靴だとここの皮がむけることが多い)。また足の指の付け根の関節部分がしっかりしなる靴を選べとのこと。確かに歩きやすさにかなり影響しそう。
運動前にはストレッチをする必要がある。ウォーキング前は筋肉をじっくり伸ばすこと、ランニング前は動きの中で筋肉をほぐすこととのこと。ウォーキング前には足のふくらはぎを伸ばすストレッチを、じっくり伸ばすのが大事。ランニング前は股関節のストレッチで、つま先を開いて股関節を前に動かしながら歩く。さらに後ろ回りと交互にするとか。そして何より重要なのは自分のペースを守ることだという(無理をし過ぎずに、痛みなどが出てきたら休む)。
忙しい方のための今回の要点
・春は冬に動かなかったのに急に運動を始める人が、足のトラブルを起こしやすい。
・足のトラブルで多いのが偏平足などの足のアーチの崩れに伴うトラブル。足の骨格構造には元々弱い人と強い人の2タイプがあり、弱い人に筋力の低下などが重なるとアーチの崩れにつながるという。
・足底腱膜炎、巻き爪など全てアーチ崩れによる足の変形が原因となる。また元々骨格構造に問題のある人などはインソールを使った矯正も必要。
・足に負担をかけない靴は、つま先に1センチほどの余裕があり、足のくるぶしとアキレス腱の付け根に当たらないもの。
・またウォーキング前にはふくらはぎのストレッチ、ランニング前は股関節のストレッチを行い、自分のペースで無理しすぎないことが重要。
忙しくない方のためのどうでもよい点
・私も足のトラブルはあります。特にコロナ以降運動不足で、明らかに偏平足の度が進んでます。昔、精力的に山城歩きしていた頃は足の形ももっとしっかり土踏まずがあったのですが。
・足にトラブルがあると膝にその分の負担が来ます。だから私も膝蓋腱膜炎(別名ジャンパー膝)をやっちゃいました。
・足の強化のためにウォーキングやりたいんですが、黄砂とPM2.5のせいで、外を歩くと気管がやられるもんで・・・。