教養ドキュメントファンクラブ

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6/30 TBS系 世界遺産「天空の城!マハラジャたちの夢の跡~インド」

インド国境のマハラジャの城

 インド西部のパキスタン国境近くのラジャスターン州。ここには地方領主・マハラジャの城塞建築が残っており、6カ所が世界遺産に認定されている。

 その内で最大の城塞チットールガルはテーブルマウンテン全体を城塞にしたものであり、全周13キロの城壁が山を取り囲んでいる。戦いの時にはここに5万人が立て籠もってイスラム教徒と戦ったという。16世紀には4ヶ月に渡る籠城戦を戦ったという。山城に不可欠の水は貯水池で確保している。雨期大量に降る雨を20カ所の貯水池で蓄えており、水の確保は万全となっている。

 また入口は東西に一つずつしかないが、東側の門には象が突撃できないようにトゲがつけてある。また閉門時に味方が通れる隠し扉もあったとか。正面になる西側の入口はさらに厳重で九十九折りの通路に7つもの門があり、今でも車やバイクでないとなかなかたどり着けないという。

 このような地形を活かしたマハラジャの城が各地にある。ガグロン城は三方を水に囲まれた地形を活かした堅固な城で、アンベール城は長大な尾根を城壁で囲っており、さながら万里の長城。標高1000メートルの山頂に城を築いたのがクンバールガル。

オアシス都市の砂岩の要塞

 そして城は砂漠の中にもある。ジャイサルメールはシルクロードの交易路のオアシスに造られた城。砂が固まった砂岩で出来ているために、光が当たると輝き、ゴールデンシティとも呼ばれている

 城壁内は居住区であり、東京ドーム2つ分の広さに今も2500人が暮らすという。城壁内は細い路地を挟んで建物が密集している。これは日陰を造るためだという。道路が狭いので今でも城内の出入りは専らバイクかオート三輪のみ。生活の城であるため、城壁には銃眼だけでなくトイレ用の穴まであるという。

 この中でマハラジャや交易で富を蓄えた商人などは、精細な細工を施した岩盤を用いた宮殿を建てている。砂岩で出来た岩は細かい彫刻加工がしやすいのだという。

 

 うーん、まさに城そのものですね。日本の城とはまた全く趣が違いますが、それでもやはりこういう城を見るとワクワクしてきます。恐らく中には、戦で負けて破壊された城なんかもあるんでしょうね。こういう城塞を背景に戦象部隊などを従えている光景を想像すると、思わず「ヤシャスィーン!」と叫びたくなります(笑)。すみません。往年の田中芳樹ファン(今の田中芳樹の衰えぶりは悲しいですが)にしか分からない妄言を吐きました。

 

忙しい方のための今回の要点

・インドのパキスタン国境近くのラジャスターン州にはマハラジャの城塞が残っており、6カ所が世界遺産に認定されている。
・最大の城塞チットールガルはテーブルマウンテン全体を城塞にした堅固なものであり、これ以外にもそれぞれ地形を利用して守りを固めている。
・シルクロードの交易路の砂漠のオアシスにあるジャイサルメールは砂岩で出来ており、その色からゴールデンシティとも呼ばれている。
・この砂岩は彫刻をしやすいため、マハラジャや富裕な商人の屋敷は精細な彫刻を施した岩の板で出来ている。

 

忙しくない方のためのどうでもよい点

・才能があった方の衰えぶりって悲しいものがあります。私も最近刊行された「タイタニア」の4,5巻を読んで「こんなのしか書けないのなら、書かない方が良い」と思いましたね。何が悲しいと言っても、ここまで張り巡らせていた伏線のすべてをおっぽり出して、結局すべてはキ○○イの戯言というオチになってしまったこと。夢オチ並みのひどさでした。これに懲りたので「アルスラーン」の続きには手を出してません。
・晩節を穢しているという意味では松本零士などもです。やめときゃ良いのに「999」の続編を出して失敗したり・・・。
・やはり創作活動にも年齢的な限界ってのがあるんでしょうかね。そう考えていると、私がこの手の文章を書けるタイムリミットも後何年ぐらいだろう?