英雄たちの選択
評論家としても活動した与謝野晶子 詩人として知られる与謝野晶子であるが、今回はその彼女の評論家として側面に光を当てる。彼女が執筆した評論誌は15冊にも及ぶが、その中で女性問題については大論争になったという。 評論家としても活動した与謝野晶子 与…
敗戦時のギリギリの交渉の実態 敗戦による無条件降伏の中、進駐軍による直接軍政という最悪の事態を避けるべく奔走した外交の話。 玉音放送で日本国民は天皇自らの声で敗戦を告げられた。しかしこの時に日本は完全に終戦したわけではなかった。陸海海軍は本…
アジア人初の国際司法裁判所所長となった安達峰一郎 夏のこの時期になるとあるこの番組の「昭和の選択」シリーズです。なお番組名が変わっちまうことで、レコーダーが別番組として認識して毎週予約がおかしなことになってしまうので、個人的にはこれに迷惑し…
火山噴火による全島民避難から奇跡の復興を成した南海の孤島 離島シリーズは前回の八丈島から第二回はそこからさらに70キロ南方の孤島・青ヶ島について。火山の噴火で全島避難になり、八丈島に骨を埋めることになった島民の墓も残っているという。そして避難…
流刑地でもあった八丈島 リアル忍者シリーズの次は離島シリーズの模様。今回は昔から島流しの島として知られている八丈島。江戸時代には1900人が流されたというが、その最初は戦国大名の宇喜多秀家だという。そして最後に流された人物が近藤富蔵。彼らは何を…
忍者のリアルな姿とは この番組でも以前から「リアルな忍者の姿を伝える」として天正伊賀の乱とかを扱ったことはあるのだが、今回はそのような一環として神君伊賀越えへの忍者の関与を紹介するってことらしい。 この番組では以前に天正伊賀の乱を扱っている …
藤原純友の乱の真相 最近、歴史探偵で平将門について取り上げられていたが、今回の主人公はそれと全く同じ時期に瀬戸内で反乱を起こした藤原純友について。結局当時の朝廷は西と東で同時に発生した反乱の対応でてんやわんやすることになる。なお藤原純友につ…
突然の派兵要請 徳川幕府がようやく固まった家光の時代。突然に日本に対して明王朝からの援軍要請がやって来る。この難しい外交問題に対して家光がどう対処したかが今回のテーマ。 1645年12月26日、長崎に突然に明国からの使者がやって来て、援軍3000人と武…
重源の大仏再建プロジェクト 源平の争乱の混乱の最中に平氏に焼き討ちにされた東大寺の再建に挑んだ重源が今回の主役。 大仏再建に取り組んだ重源上人 大仏殿の横のかつて七重の塔があった場所から焼けた土台が見つかったという。これは平氏による南都焼き討…
摂関家として続いてきた近衛家と幕府管領末裔の細川家 今回はスペシャルとのことで拡大版で近衛家と細川家という武力などで秀でているわけではないが、巧みに権力の中枢で生き残ってきた旧家の生存戦略について紹介するという企画。番組自体は近衛家21代の近…
一向一揆に翻弄された信長 今回は信長が対応に苦労すると共に、その残虐性をむき出しにしたとも言われる長島一向一揆について。この一揆では信長は2万人もの住民を皆殺しにしたとされているが、なぜ信長がそこまでの殲滅戦を行ったかについて解説している。 …
黄門さまの大プロジェクト 今回の主人公は水戸黄門こと徳川光圀について。この手の歴史番組では「全国漫遊しなかった黄門様の実像」というネタは非常に多く、既に何度も放送されている。今回もその一環で光圀が手掛けた国史編纂プロジェクトに焦点を当てると…
実は武勇を振るわなかった源頼光 四天王と共に酒呑童子を退治したという武勇伝で知られる源頼光。しかしその実像は藤原道長に取り入って出世した武士というのが本当のところだという。それに対して真に源氏の武を司ったのは弟の頼信である。今回はこの兄弟に…
平安京を作った桓武天皇 新年度、杉浦友紀アナが浅田春奈アナにスイッチしての第一回は、どうやら平安時代を特集する模様。まあこの辺りは明らかに大河絡みだろう。今回の主人公は平安時代を始めた桓武天皇について。 桓武天皇 781年に即位した桓武天皇であ…
幕末に翻弄された山本覚馬 明治維新で荒廃して寂れた京都を救うために立ち上がった人が・・・って同じネタ、つい最近歴史探偵でやっていた気がするが、なぜか主人公が別人だな。こっちは以前に大河ドラマの主人公になった綾瀬はるか・・・でなくて新島八重の…
栄養学の父・佐伯矩 今回の主人公はかなりの地味人物。誰なんだ? というのが正直な感想であるが、日本の栄養学の父であり、今日の学校給食を確立した人物であるという佐伯矩である。 日本の栄養学の父・佐伯矩 それまで日本では粗末な食材とされていた大根か…
映画黎明期から活躍した牧野省三 今回の主人公は日本映画の黎明期に活躍した、日本映画の父とも言われる映画監督の牧野省三。 牧野省三 映画の元祖であるシネマトグラフがフランスで開発されたのが1895年、動く写真に人々は驚いた。そして1908年、日本で劇映…
秀吉の後継者として関白となった秀次 後から振り返ってみると、豊臣家滅亡の大きな原因となった関白秀次の切腹事件。これは秀吉が後に秀頼の脅威になり得るとみた秀次を無理矢理切腹に追い込んだ事件と見られており、年老いた秀吉の耄碌の1つとされていたが…
間を揺るがした赤穂事件 赤穂浪士の物語と言えば、松の廊下の刃傷事件から浪士の討ち入りまでを描くことが多いのだが、今回着目するのはその後の赤穂浪士の物語。この事件については幕府を始めとして、周囲の大名たちもいかに対応するべきかでかなり混乱した…
鉱山を求め続けた家康 いろいろな視点から歴史を眺めてきたこの番組だが、今回は金銀という視点から戦国時代を読み解く。戦国日本を押さえた天下人徳川家康は金銀王であり、当時の世界有数の金持ちでもあったという。 そもそも家康と金銀との出会いは最初に…
幕末に活躍した土佐の漁師出身の万次郎 今回の主人公は漂流民としてアメリカに渡り、そこで勉強して日本に戻ってきた男。ジョン万次郎こと中濱万次郎である。 ジョン万次郎こと中濱万次郎 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 漁で遭難し、…
本場組でも新大河の宣伝企画です 新大河が始まったとのことで、あらゆる番組がすべて大河の宣伝に動員される中、ご多分に漏れずこの番組も無理矢理動員です。今回のテーマは源氏物語。 紫式部 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 自ら執筆…
暦の誤差が社会的問題に 現在では太陽暦が用いられているが、昔から暦は不可欠なものであった。古来中国では暦を制定するのは皇帝の仕事であり、日本でも朝廷が中国から輸入したものを使用していた。戦国時代にその暦を変えようと目論んだのが織田信長だが、…
幕末最強の庄内藩軍 幕末、新政府軍の攻撃によって奥羽越列藩同盟が次々と崩れていく中で、孤軍奮闘で連戦連勝の強さを示したのが庄内藩だという。決して大藩ではない庄内藩がなぜそれだけ善戦出来たのか、そしてその後の運命は。一般には決して知名度が高く…
江戸の博物ブーム 18世紀、ヨーロッパではリンネが植物分類学を確立するなど博物学の時代を迎えていた。一方、その頃の日本では江戸在府の大名たちが植物図譜を製作したりなど、博物大名と呼ばれる博物マニアの大名たちが登場していた。 高松藩五代藩主の松…
探偵小説というジャンルを作った江戸川乱歩 日本ミステリー小説家の祖ともいわれる江戸川乱歩が今回の主人公。乱歩の蔵書が残されているが、その量が膨大であることもさることながら、ジャンルが非常に多彩である。これらを参考資料としながら、乱歩は社会の…
小早川秀秋は裏切り者でない? 関ヶ原の合戦での東軍勝利の最大の功労者であり、裏切り者との汚名も残した小早川秀秋。しかし彼は実は裏切ったわけではなかった(つまりは最初から東軍に荷担していた)という話が今回の内容。 いかにも優柔不断で気弱そうな小早…
権勢から外されたさがなもの藤原隆家 平安時代に起こった異民族の侵攻事件に対応した公家の物語。 藤原隆家は979年に関白であった藤原道隆の子として生まれる。道隆は道長の兄で父の後を継いで摂政関白となり中関白と呼ばれた。道隆は娘の定子を一条天皇の中…
新資料に基づいた武蔵の本当の生涯 剣豪宮本武蔵、今まで数々の伝説に彩られ、その実像が今ひとつ見えてこなかった宮本武蔵であるが、近年になって数々の新資料が発見されて宮本武蔵の実像が分かってきたという。宮本武蔵は最後までどこかの大名に仕官してい…
史記より一番有名なエピソードが登場 どうも現在はNHKの歴史番組はすべて「とにかく無理矢理に大河と結びつけて宣伝しろ」との命が下っているようで、無理くりに家康との関連をつけているが、当然ながら家康が劉邦に直接師事したわけはなく(時代が1000年以上…