美の巨人たち
奈良にある長谷寺は諸々の劇的効果を考えてある寺院であるという。 仁王門をくぐると本堂までは長い登廊を通って進むことになる。この階段は3つに分かれていて、その段は後になるほど高くなっているという。 そして本堂にたどり着くといきなり高さ10メートル…
前回はあまりにひどすぎてどうしようもなかったですが、今回は一応は美術番組をしています。恐らく複数制作班の中でも比較的まともな班が担当したんでしょう。 表題作の「炎舞」は速水御舟の傑作だが、彼の言葉に「梯子の頂上に登る勇気は貴い、更にそこから…
今回は白川郷を要潤が訪問・・・とうとう美術番組という看板まで捨てて、完全に紀行番組になってしまったようです。 白川郷といえば合掌造りだが、あの茅葺き屋根の厚さは1メートルもある。その理由は保温のため。茅葺き屋根の屋根裏ではかつては蚕が飼育さ…
今回は又吉直樹が大阪の太陽の塔を見学・・・ってそれだけ。ハッキリ言って中身はゼロ。 調和を否定した太郎 とりあえず太陽の塔の外観から紹介しているが、要はこの塔には3つの顔があるということ。岡本太郎の言葉として「60点で満足する調和なんて卑しい」…
現在東京都美術館でクリムト展が開催中ということで、その美術館に貫地谷しほりが出向いて(撮影したのは多分休館日でしょう)クリムトを紹介。相変わらず安い番組の作りをしているな。 旧約聖書の英雄を描いた絵 例によって貫地谷しほりが「ユディト」を見て…
今回は福島の諸橋近代美術館にシシド・カフカが訪問。この美術館はダリコレクションで有名だが、そこに展示されている大作「テトゥアンの大会戦」を中心にダリの紹介。 大会戦の絵に秘められた謎 テトゥアンの大会戦とはモロッコ軍とスペイン軍との戦いで、…
今回は串本の無量寺にある芦雪の「虎図」。これは私も現地に見に行きましたが、お寺の前に美術館・・・というよりも倉庫があってそこに収蔵されています。入場料を払うと誰でも見れますが、雨の日は公開していないので要注意です。これは雨の日は入口を開け…
今回のテーマは日本の油絵の先駆者・高橋由一が描いたリアルな豆腐の絵。これを要潤が予算削減でリニューアルした本番組にしては比較的遠くになる香川県の金刀比羅宮まで見に行ってます。ここで琴電に乗っている要潤というどうでも良い映像でかなり時間をつ…
リニューアルしてから完全に国内限定になってしまったこの番組ですが、今回は都内。とうとう「旅」という言葉さえ外れてしまった模様。やっぱりリニューアルの目的は予算削減か? で、ゲストは一回りしたのか又吉直樹が再登場。彼が増上寺に五百羅漢図を見に…
今回のテーマは青森県立美術館にある「あおもり犬」。目つきの悪い女の子の絵で有名な奈良美智の作品だが、それを目つきの悪い田中麗奈(笑)が訪問する。 彼女がこの作品を見た時の感想は「なにか悲しそうな顔に見える」というものですが、これは一般的。で、…
今回は尾形光琳の「燕子花図屏風」。根津美術館で公開されている(といっても5/12までらしいのだが)この作品をシシド・カフカが見に行って・・・という話なんだが、シシド・カフカって誰? 番組ではまず光琳をほったらかしでシシド・カフカの説明に入るのだが…
今回のテーマは京都の東寺の講堂に据えられている立体曼荼羅。21体の仏像で世界を表現したものである。曼荼羅は世界の成り立ちを示した絵であるが、空海はそれを立体にした。 この東寺を要潤が訪問して見学してるんだが・・・は? 今東寺の講堂は修復工事中の…
今回は鳥獣人物戯画。現在大阪の中之島香雪美術館で公開中。客の入りがイマイチだったので「ようやくテコ入れ来た-っ!」と思ったのですが、今回扱うのは甲巻のみ。現在の展示は丙巻、丁巻になってしまっているので「残念!」という感じです。ちなみに本展は…
今回のテーマは東京神田のロシア正教の教会「東京復活大聖堂」。通称「ニコライ堂」。ビザンティン様式の教会建築である。この建物を建築するに当たっては二人の外国人の思いが籠もっているのだとか。 一人は聖ニコライ。幕末に日本に渡ってきた彼は、明治の…
今回からリニューアルということだが・・・。とりあえず内容は又吉直樹が直島へモネの睡蓮の絵を見に行くというもの。 番組の内容としては、モネはパレットで色を混ぜずにキャンパス上に原色を重ねる方法をとったとか、自分の屋敷に睡蓮の池を作ったとか、正…
歌川広重の代表作「東海道五十三次」。その最後の絵が京都の三条大橋を描いた作品である。しかしこの絵には実は大嘘があるとのこと。 この絵の構図から見れば、絵の左側が江戸の方向で手前が京都になる。つまり旅人は向こうから歩いてきているのだとか。ただ…
葛飾北斎晩年の肉筆画の大作が西新井大師で発見されたのが昭和58年。弘法大師が疫病を広げる鬼を封じようとする絵である。そもそも西新井大師はかつて疫病が流行った時に空海が清らかな井戸を発見して疫病を鎮めたとの謂われがある寺院で、疱瘡が流行した時…
今回のテーマは日本の自然を美しく描き続けた日本画の大家・川合玉堂の40代での作品。秩父の長瀞渓谷を描いた美しい絵である。 一体この絵はどこを描いているんだろうということで、今回は「絵画警察」の出番になるのだが、現地を回って聞き込みしても誰も分…
先週に続いての若冲スペシャル。最初は先週に最後に出てきた「動植綵絵」であるが、ここで若冲が用いている珍しい手法が「裏彩色」というもの。これは絹地全体に墨で下塗りをしてから、表から白い彩色を施し、裏から黄土で彩色するというもの。絹地を通して…
近年に大ブレイクしたといっても良い伊藤若冲。その若冲について前後編のスペシャルで放送とのこと。現在東京都美術館で「奇想の系譜展」開催中なので、それに連動しての企画と言える。この展覧会については私も行ってきたのであるが(私のもう一つのブログ「…
エッフェル塔が建った10年後に作られたのがパリのあちこちにある地下鉄の入口。全部で88カ所もあり、今では町の風景に完全に溶け込んでいるこの斬新な建築を設計したのはエクトール・ギマール。パリ万博に併せて地下鉄が開通した時に、それに間に合うよ…