偉人たちの健康診断
「麒麟がくる」がようやく放送再開なったが、それと連携してかあのドラマにも登場した武将たちの健康に纏わる情報のSP。 // 斉藤義龍をむしばんだ難病が父殺しの原因となった まず最初に登場するのはあの時代でさえ珍しいと言われた親殺し(親を追放した例は…
織田信長、豊臣秀吉に仕え、茶の湯の体系を確立したとされている茶人・千利休。茶の世界のみならず政治の世界にまで大きな影響力を持ったとされる利休だが、最後は秀吉の逆鱗に触れて切腹を命じられたという。そんな利休の死の真相とは? // 利休を天下一の目…
宮本武蔵の生涯からその強さの秘密に迫る 今回の主人公は剣豪・宮本武蔵。日本発のオリンピックの解説書である「五輪書」を記し・・・すみません、嘘っぱちです。というかあまりにベタなネタで失礼しました。日本が開発した魚焼きコンロ・・・ってそれは七輪…
天下への野心を持ちつつも、秀吉や家康よりも20年ほど遅かったばかりにそれを逃してしまった東北の覇者・伊達政宗。彼は70才で亡くなるまでほとんど病気らしい病気はしていないという(子供の時に疱瘡で片眼の視力を失ってはいるが)。その政宗の健康法につい…
戦国最強・上杉謙信の死因について 戦国最強とも言われていたが、突然死してしまったので暗殺説まであるという上杉謙信。その死の理由に迫る・・・とのことなのだが、そんなものアル中から来る脳卒中で決まりなのではという気がするのだが。なお上杉謙信の死…
犬を人間よりも大事にした前代未聞の馬鹿殿から、近年は戦国の殺伐とした気風を改めて弱者救済にも力を尽くした名君と評価が一変しつつある徳川綱吉が主人公。 「犬公方」こと徳川綱吉 // 学者肌で将軍就任には老中に反対される まず綱吉の人となりであるが…
今回は江戸庶民の健康の秘訣に迫るとする。江戸の町は当時の世界最大の町であったが、そこの庶民は意外に健康で長命な者も多かった(一方で幼くして死ぬ者も多かったと思いますが)という。その江戸庶民の健康につながった生活習慣を分析するらしい。 (adsbygo…
今回の主人公は「南極物語」の映画の主人公にもなったタロとジロ。なので今回は「偉犬たちの健康診断」になってOPが変更になっているのに注目。実に芸が細かい。 // 最初は言うことを聞かなかった犬たち タロとジロは若いカラフト犬で、犬ぞりを引くために南…
関ヶ原の最後の生き残り・宇喜多秀家 天下分け目の関ヶ原。多くの武将たちのその後の運命を決した戦いが終わり、関係者が次々とこの世を去って行く中で、最後まで生き残って84才という長寿を全うしたのが敗軍の将の一人であった宇喜多秀家である。 戦国の貴…
今回の主人公は秀吉に天下を取らせた原動力とも言われている天才軍師の黒田官兵衛である。 黒田官兵衛 // 若い頃から戦で才能を発揮 姫路の小領主の元に生まれた官兵衛であるが、幼い頃から聡明だったらしく、戦を率いるようになると伏兵で10倍の敵を倒した…
今回のテーマは古墳。古墳に葬られた古代人を健康診断しようという話。 // 未盗掘の石棺が発見された藤ノ木古墳 番組はまず奈良県の藤ノ木古墳を訪問して、その石室内を見学させてもらっている。この古墳は1980年に未盗掘の石棺が発見されて大きな話題となっ…
今回の主人公は平清盛。かの「おごれる平氏は久しからず」の統領なのだが、例によってこの番組らしい「斬新」な視点で清盛に迫っている。 平清盛 // 疫病の蔓延する不衛生都市だった京 清盛が活躍していた頃の京は疫病の流行する不衛生な都市であった。そも…
内気な少女を変えた鉄幹との出会い 今回は情熱の歌人とも言われた与謝野晶子。彼女のみだれ髪は当時話題になった。女の身であれだけの情熱的な歌(と言うよりも、ハッキリ言ってエロイ)を歌うのは当時ではかなりの反響を呼んだ(当然ながら好意的な反響だけで…
今回のテーマは発明王エジソンである。 発明王エジソン // ADHAだったエジソン エジソンが抱えていた病気と言われると、もう番組を見るまでもなく「ADHD」と即答できる。エジソンの見せた異常な集中力などの症状はまさに典型例であり、ADHDを説明する教科書…
永井荷風と言えば「墨東綺譚」で知られる明治から昭和までを生きた文豪の一人だが、その生涯はというと独身で気ままに生きた挙げ句に最後は孤独死という、自由というかとんでもというかな人生を送った人物である。その文豪の生涯を紹介。 永井荷風52歳の時(…
どうも完全に明智光秀ウィークに突入してしまっている印象があるが、この番組もテーマは明智光秀である。毎回突飛な仮説を提案するこの番組だが、今回もまたもやかなり大胆な仮説を提案している。本能寺の変の真相は明智光秀が抱えていた深刻な病にあるとい…
今回は年末のこの時期にはお馴染みの第九を作曲したベートーベン。彼は音楽家のあり方を変えた偉大な作曲家だが、難聴で苦しんだことでも知られている。 有名なベートーベンの肖像画(かなり美化が入っていると思われる) // 宮廷音楽家の境遇に疑問を感じ、音…
今回は平安版ハーレクイーンロマンス作者の紫式部について。源氏物語は主人公の美青年・光源氏の恋愛遍歴物語なのだが、視点を変えてみると登場する女性達は多様な病を患っており、それがまたリアルなのだとか。 紫式部 // 源氏物語に反映されている当時の女…
今回は赤穂浪士の討ち入りについて、健康の観点から分析するというもの。 浅野内匠頭が抱えていた深刻な病 まず松の廊下で刃傷事件を起こしてしまった浅野内匠頭。彼がこのような短慮を起こしてしまった背景には彼が抱えていた病気があったのではないかとし…
今日の主人公は、地方豪族の四男から出世して加賀百万石の礎を築いた前田利家。 鎧で分かった筋肉男子・利家の姿 利家が傾奇者だったという話は有名(要するに若い頃にはヤンキーだったということである)であるが、これ以外にも利家は身長180センチの巨漢など…
江戸時代の大ベストセラー「東海道中膝栗毛」は旅行ガイド本だった 今回のテーマはやじさんきたさんの珍道中を描いた東海道中膝栗毛がテーマ。この作品は東野圭吾や村上春樹を凌ぐ江戸時代の大ベストセラーであるが、単なるドタバタコメディというだけでなく…
各国の要人を唸らせた日本の料理人 大正天皇の即位の晩餐会。どうせ極東の島国でまともな西洋料理など出てくるまいと思っていた各国の要人たちを唸らせた料理人がいた。それが後に天皇の料理番となる秋山徳三だった。 明治以降、西洋列強に追いつけ追い越せ…
今回の主人公は表裏比興の者と言われ、戦国乱世の中を自らの器量でのし上がった真田昌幸。 昌幸の持つ「ウソを見抜く能力」 昌幸の真田家は武田信玄の家臣の地方豪族。三男として生まれた昌幸はすぐに武田信玄の元に人質として送られている。回りに信頼でき…
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」という自らの権勢を誇示するかのような歌を残したことで知られる藤原道長。自らの娘を天皇の后とし、ついには天皇の祖父になった権勢絶頂の頃の話である。ただ彼は同時に糖尿病を患ってい…
病にむしばまれ死を意識しての人生 童話作家の宮沢賢治は花巻の豊かな商家に生まれている。彼の実家は質屋と古着屋を営んでいたが、貧しい農民が持ち込むなけなしの家財道具でわずかな金を貸して利益を上げている実家の商売に彼は嫌気がさしており、家業を継…
今回はヨーロッパに飛んでフランスの英雄ナポレオンがテーマ。現在のパリがあるのはナポレオンの都市計画によるものであり、良くも悪くも現在のフランスにも大きな影響を与えた人物である。 貧しい生まれから努力で頭角を現す ナポレオンはコルシカ島の生ま…
今回は江戸末期に正確な日本地図を作成した伊能忠敬。彼が地図作成に取り組んだのは50歳を過ぎてからという当時の寿命から考えると人生最晩年期にさしかかってから、その彼の健康の秘訣について。 地球の大きさを求めるために地図作成を始める 伊能忠敬は元…
今回は東京オリンピック絡み。まあNHKはオリンピックの宣伝をするように上からのお達しがきてますから、その一環でしょう。 猛練習で最強チームを作り上げる 日本の女子バレーが本格的に始まったのは日紡貝塚が女子バレーチームを結成してから。そこに招かれ…
今回のテーマは関ヶ原。先週は西軍編の再放送をしていたが、今回は東軍編である。 毛利軍を封じたオレオレ詐欺の手口 まずは西軍の吉川広家から。彼は毛利家のNo2の立場であった。結局は彼が西軍を裏切ったことで毛利勢は動かず、それが東軍勝利につながって…
今回は戦国武将たちの健康法の総集編。 糖尿病だった上杉謙信 戦国最強と言えば上杉謙信か武田信玄の名前が挙がるところ。では彼らの健康はと見ると、上杉謙信についてはあまりよい話がない。彼は体重が減少し、吐いたり、足に腫れ物が出来たなどという記録…