2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今回は鳥獣人物戯画。現在大阪の中之島香雪美術館で公開中。客の入りがイマイチだったので「ようやくテコ入れ来た-っ!」と思ったのですが、今回扱うのは甲巻のみ。現在の展示は丙巻、丁巻になってしまっているので「残念!」という感じです。ちなみに本展は…
戦国の覇者・織田信長だが、記録を見てみると見事なほどに病気の話がないのだとか。当時の大名が病気になるとまず記録は残るので信長はかなり健康だったのではと考えられる。その理由が岐阜城にあるという。 信長健康の秘訣は山登り? 岐阜城は金華山という高…
この度興福寺の金堂が再建なったが、実は今回で8回目の建設になるのだとか。興福寺の伽藍は今まで7回の火災に遭い、その度に不死鳥のごとく甦ってきた。その不屈の興福寺の物語。 藤原氏の氏寺として建立 興福寺がそもそも建立されたのは710年、平城京遷都と…
今回のテーマは煮魚。手間がかかるのに美味しく出来ないと敬遠されがちのこの料理を、手軽にかつ美味しく調理できる方法があるのだとか。 煮魚を作るとなると味が染みこむかが気になるところ。まずは標準的なレシピを紹介しているが、それでは煮汁に冷たい内…
今回の主人公は、享保の改革で幕府の財政を立て直し、さらには庶民のために小石川養生所を開設した名君として名高い徳川吉宗。「暴れん坊将軍」なんてあだ名もありますが、下半身の方も暴れん坊だった?というお話。 吉宗の女性スキャンダルといえば隠し子騒…
今回は幕末のペリー来航について検証。まずペリーが率いてきた黒船だが、その大きさは全長78.3メートルと当時の日本最大の船の10倍の大きさがあったという。蒸気機関による外輪を装備しており、最高スピードは帆船の2倍の時速18.52キロが出たという。また巨…
スペインのカナリア諸島のテネリフェ島は巨大カルデラのある火山島である。ここには現在、スペイン最高峰の3700メートルの成層火山であるテイデ山があるが、そもそもは5000メートル級の山があったのが火山活動で陥没してカルデラが出来たという。その火山の…
今回のテーマは東京神田のロシア正教の教会「東京復活大聖堂」。通称「ニコライ堂」。ビザンティン様式の教会建築である。この建物を建築するに当たっては二人の外国人の思いが籠もっているのだとか。 一人は聖ニコライ。幕末に日本に渡ってきた彼は、明治の…
今回は関ヶ原の合戦を病の観点から見ていこうという内容。 アルコール依存症だった? 小早川秀秋 まずは東軍勝利のキーマンである小早川秀秋だが、実は自分が裏切ったことさえ分からない状態だったのではとしている。と言うのは、関ヶ原の合戦の半年後に小早…
今回は日本人と黄金の関わりを描く。 日本人が初めて黄金と出会ったのは、例の漢委奴国王の金印であったという。これは中国で製造されたものである。この当時は日本はまだ金に関しては輸入するしかなかった。 その金を仏像に使おうとしたのが聖武天皇。しか…
今回はこの番組が以前から大型企画として行っているダッシュ村・・・じゃなくて、かがくの里関連。かがくの里の裏の里山の再生プロジェクトを行っているが、それの担当の芸人の阿部氏が林業の修行を行うという企画。 番組のために阿部氏は林業の免許は取得し…
今回は先週に続いて南米コロンビアの立ち入り禁止の秘境・チリビケテ国立公園。 ヘリコプターでテプイの回りを飛んでいると、300メートルの断崖の中腹に絵のようなものが見える。これは原住民が残した壁画とのことで、このような壁画は60カ所、75000点に及ぶ…
今回のテーマは毒婦として有名な高橋お伝が本当に言われるほどの毒婦であったのかを検証・・・とのことだが、まず最初に言いたいのは「誰?」 私も阿部定とかなら知っているが、高橋お伝は聞いたことがない。阿部定は男を殺してその局部を切り取ったのだが、…
天下統一をほぼ成し遂げた織田信長だが、信長がそれを出来た理由は経済力にあった。例えば長篠合戦で信長が揃えた鉄砲は3000丁と言われているが、それだけの鉄砲を購入するには今の貨幣価値で15億円が必要であったという。どうやって信長がそれだけの財力を…
今回からリニューアルということだが・・・。とりあえず内容は又吉直樹が直島へモネの睡蓮の絵を見に行くというもの。 番組の内容としては、モネはパレットで色を混ぜずにキャンパス上に原色を重ねる方法をとったとか、自分の屋敷に睡蓮の池を作ったとか、正…
今日の主人公は薩摩から徳川家に嫁いできて、幕府を最後まで支えた(ということになっているが、これは大河ドラマのせいでの過大評価。幕末のすべての出来事が全部篤姫につながっているかのような描き方をしたあのドラマは歴史考証がひどすぎた。実際は篤姫は…
今日のヒストリアはいきなりゴジラと共に開始。何だと思っていたら東宝の話。東宝とはそもそも東京宝塚劇場であり、宝塚と言えばあの人物が関係しているのだとか。 というわけで今回の主役は阪急電鉄を作った小林一三。彼は元々は小説家志望で慶応大学の在学…
今回のテーマは今が旬のタケノコ。まず番組ではタケノコがいかなる植物かを示すために、産地の八女で竹林を根から丸ごと掘り出すという大作業をやっている。竹は地下茎を張って縦横に広がるため、掘り出しには10人以上で2日かかったらしい。タケノコはこの地…
今回は幕末から明治にかけての古写真で当時の京都の様子を見ようという内容。以前に東京の古写真の回があったので、その第二弾というところだろうか。 まず最初は京都の玄関口だった三条大橋の写真から。幕末の写真だが、石の土台に木製の橋であることが分か…
南米コロンビアのチリビケテ国立公園は人の立ち入りが禁止されている地域である。ここにはそもそも道路がなく、地上から立ち入ること不可能だという。この地域を探査するのは空からによるしかなく、今回この番組は日本のテレビ局としては初めてここのヘリコ…
戦艦大和は世界最大の46センチ砲を装備した不沈戦艦として設計される。大和の主砲が46センチだった理由は、仮想敵国であるアメリカの戦艦がパナマ運河通行の関係で40センチの主砲が限界だったこと。つまりアメリカの戦艦の主砲の射程外から攻撃しようという…
日本古代史の有名人といえば邪馬台国の卑弥呼だが、彼女が登場するのは三国志の中の魏志倭人伝の2000文字ほどの文章の中である。それによると倭国が乱れたので、各国が卑弥呼を女王として共立したとある。ここで番組は「卑弥呼は邪馬台国の女王とよく言われ…
三英傑などと言われているが、織田信長、豊臣秀吉に比べるとどうにもイメージが地味な徳川家康。その家康がどうやって天下を取ったかを分析するという。番組では5つのポイントを挙げている 1つは逆境をチャンスに変えるしぶとさ。今川配下の際に桶狭間で今…
歌川広重の代表作「東海道五十三次」。その最後の絵が京都の三条大橋を描いた作品である。しかしこの絵には実は大嘘があるとのこと。 この絵の構図から見れば、絵の左側が江戸の方向で手前が京都になる。つまり旅人は向こうから歩いてきているのだとか。ただ…
葛飾北斎晩年の肉筆画の大作が西新井大師で発見されたのが昭和58年。弘法大師が疫病を広げる鬼を封じようとする絵である。そもそも西新井大師はかつて疫病が流行った時に空海が清らかな井戸を発見して疫病を鎮めたとの謂われがある寺院で、疱瘡が流行した時…
アンケートなどを取ると好きな歴史上の人物で必ず上位に来る織田信長。大胆な改革者である一方で、冷酷な独裁者といったイメージがある人物であるが、そもそもそのようなイメージは江戸時代以降の軍記物などで醸成されたものであり、書簡や公的資料などから…
ヒノキ花粉を中心とする花粉の飛散量が増してきて、今現在苦しんでいる人も多いと思うが(私もその一人だ)、そんな中ですぐに出来る対策を紹介。番組ではイタリアで開催されたアレルギー会議を取材して、そこで一つの方法にたどり着いている。 で、その方法を…
乱世の姦雄こと三国志の中心人物である魏の曹操。その死因については歴史書には記されていないのだが、2006年になって曹操の墓が見つかったことによってその死因が推測されることになったとのこと。曹操のものと考えられる頭蓋骨と上あごの骨が見つかったの…
天下分け目と言われる関ヶ原の合戦であるが、2000年以降辺りから様々な研究がなされており、従来の通説が覆されつつあるという。そのような新説について紹介(番組では真説を用いているが、実際の真相は不明なので新説の方が適当に感じるのだが)。 まず寝返り…
池波正太郎の小説で有名な「鬼平」こと長谷川平蔵だが、彼は実在の人物だったという。番組ではその平蔵の人物像に迫ると共に、当時の犯罪捜査の様子を紹介している。 長谷川平蔵が凶悪犯罪を取り締まる火付盗賊改に任命されたのは天明の大飢饉によって治安の…