NHKスペシャル
様々な能力を持つ多様な微生物 植物、昆虫と続いたこのシリーズだが、今回は微生物である。無数に存在する微生物には進化の過程で様々な能力を持つ多種多様なものが存在している。 がん治療に使用できるのではないかと注目されている微生物がある。そもそも…
抜群の適応力からの種の多様性を誇る昆虫の特殊能力 前回には地上の生物の質量のほとんどを占める植物であったが、今回の主役は地球上の全生物200万余りの中の半分の100万種を占めるという多様性を誇る昆虫(実際はもっと多いとされているらしい)。この多様性…
実は多様な感覚を有していた植物 自然界の原理は弱肉強食、適者生存。環境に対応した種が繁殖して適応の遅れた種を駆逐すると進化論の世界などで永らく考えられてきた。しかし実はそんな単純な世界ではなく、もっと大きな共生メカニズムが存在しているという…
EUが打ち出した2035年ガソリン車販売禁止の方針 温室効果ガスの問題で、ヨーロッパの自動車メーカーを中心に、各社が急激に電気自動車へ舵を切りつつある。しかしこのEVシフトに乗り遅れている感のあるのが日本。EUでは既に2035年にはガソリン車の販売を事実…
破綻まで後10年という数字 持続可能な社会を考えた時に、一番の問題となっているのは二酸化炭素排出増に伴う地球温暖化である。実際に既に異常気象などの問題は各地で報告され始めている。 最新の科学予測をまとめた国連の報告書が今年出されたが、ここに登…
旧来の軍事バランスを変えるAI兵器の登場 生活の様々な分野にまで進出しつつあるAI技術。人類の生活を豊かにする可能性がある技術だが、最新のテクノロジーは常に軍事に投入されるのが愚かな人の性。実際にAI技術が軍事面に投入されることが新たな脅威を産み…
ゲノム編集技術の衝撃 3ヶ月ほど前に放送されたNHKスペシャルの大型企画の続編。今回のテーマは進展著しいゲノム編集技術について。しかし技術の進歩に人間の意識と倫理がついていっていない危うさを示す。 これまでゲノム情報の解析には膨大なコストがかか…
地球を危機に陥れるプラスチック 近年になって急激に地球環境への脅威として持ち上がってきているのが増大するプラスチックゴミである。実際にこれを誤食することで命を落とす海鳥なども増加していると言う。 世界中に広がるプラスチックゴミでマレーシアで…
2030年、食料と水の問題が分岐点を迎える 飽食といわれている日本。現在の食品廃棄物は年間612万トンで国連の食糧支援の1.5倍にも及ぶ。しかし現状をいつまでも謳歌できるわけではない。その分岐点も2030年だという。 番組では国連世界食糧計画(WFP)ディビッ…
超近視時代に子供達に増加する眼軸異常 コロナでの在宅学習なども増えている昨今であるが、その中で急激に危機を迎えているのが私たちの目だという。国が調査した視力0.1未満の子供の割合は急激に増加を続けており、小学生で1/3、中学生になると1/2以上が該…
2030年が地球の分岐点になる 世界規模の様々な社会問題などが噴出し始めた現代であるが、2030年にはそれが引き返せない臨界状態に達するので、今からの10年の内に何とか手を打つ必要があると言うことを訴えた、かなり切実な内容のシリーズである。第1回は地…
日本列島の成立メカニズムを解説 日本列島の成り立ちを紹介するというシリーズの総集編。ちなみにシリーズ後半は以前に放送された内容を私のページにも記載している。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work // 大陸から引きちぎられた日本列島 さて日本列島が出来る…
九州で球磨川の氾濫などの大規模な豪雨災害が発生した。最近はこの手の大災害が頻発しているが、その背景には何があるのか。またそんな中で自らや家族の命を守るにはどうすれば良いのか。 // 未曾有の豪雨をもたらした線状降水帯のメカニズム 今回の豪雨をも…
徳川と豊臣の対立はヨーロッパの代理戦争だった? 日本の戦国時代は今まではあくまで日本国内の視点のみで語られることが多かったが、それを世界との関わり合いから見ていこうという大胆な企画の第2回目。視点を変えることで今までとは違う戦国時代の姿が見え…
日本の戦国時代をヨーロッパの意図から読み解く 日本の戦国時代は今まではあくまで日本国内の視点のみで語られることが多かったが、それを世界との関わり合いから見ていこうという大胆な企画。視点を変えることで今までとは違う戦国時代の姿が見えてくるとい…
前回の東日本編に続いて、今回は西日本編。瀬戸内海の生成と九州の火山についてとのこと。 // かつて瀬戸内海は陸だった 300万年前、瀬戸内海は陸地だったという。だから瀬戸内海からはナウマン象の化石が見つかったりしているという。この瀬戸内海が出来た…
日本列島の成り立ちを紹介するというシリーズ。今回は300万年前の大陸から引きちぎられた火山島が日本列島へと形成されていく過程を描くという。今回は北アルプスと関東平野の生成メカニズムを紹介するという。 // 北アルプスに1万メートルの幻の火山が? 北…
アメリカで爆発した人種差別に対する抗議デモ 現在、アメリカを中心に広がった人種差別に対する抗議デモが世界的な広がりを見せつつある。そのような状況に至った背景を緊急レポート。なお今回の番組、いきなり武田真一アナウンサーがNHKの「これでわかった…
JFK暗殺の真相は? つい最近、ダークサイドミステリーの再放送で「JFK暗殺はオズワルド単独犯行説で間違いなく、あまりに釈然としない事件であるせいで陰謀論がはびこる」という主旨の放送をしていた直後なのであるが、今回はまさにその陰謀論とされるものの…
揺れが小さいのに40mの津波が起こった謎 東日本大震災では三陸地方は高さ40mもの巨大津波に襲われた。しかし最大震度7の宮城県では津波は多くの場所で15m以下だった。一方で最大で震度5強だった岩手県北部に30mを越える地点が集中している。これは地形を考慮…
通常生物は生きていくためのエネルギー補給として食事をする。しかし人類は美食を追求し、楽しむために食事をするというまさに美食モンスターと言える。どのようにして人類がこのような美食モンスターとなったか。それには人類が持つ特殊な能力が影響してい…
人類を魅了してやまない酒だが(私は魅了されないのだが・・・)、実のところは酒を飲める動物は限られている。また酒は人類にとってストレス解消などの効果がある一方で、ガンなどの原因になるなど確実に毒でもある。最新の研究ではアルコールに適量はなく、…
脂も人類を魅了する食材である。体に必需でありながら、摂りすぎると動脈硬化などの病気につながる。動脈硬化などはいかにも現代病に思われるが、実は3000年前のエジプト王族のミイラを調べたところ、多数の動脈硬化が発見されたという。 // 動脈硬化を防ぐ…
先月の「糖質」に続いて第2回は「塩」。人類の生存に不可欠にして、それでいて摂りすぎれば高血圧などの病気につながる恐れがある。特に日本人は塩分の摂りすぎが以前より指摘されている。なぜ我々がそこまで塩に魅せられるのかを生物進化の観点から解説して…
災害スペシャル4日目。ドラマは最終回を迎える。 余震による大規模土砂崩れに堤防決壊の危機 先日起こった余震によってさらに大規模な被害が発生していた。神奈川では地盤の液状化によって住宅地が土砂崩れで埋まり、自宅に戻っていた100人以上が犠牲となっ…
災害スペシャル3日目。ドラマはさらに切迫してくる。 物資の不足、想定外の通電火災、そして再び余震が・・・ 3日目になると都内を覆っていた火災は一旦鎮まってくる。これは消火されたのではなく、燃え尽きてしまったから。そして建物に取り残されている人…
災害スペシャル2日目。今回も緊迫したドラマから始まる。 火災旋風、デマの拡散、そして広域通信ダウン まずいきなり登場するのが火災旋風。炎の竜巻である。複数の火災旋風が通過したことで確認されただけでも死者が500人も出ている(実際にはこの程度で済む…
30年以内に70%の確立で発生すると言われている首都直下地震。もし発生したら甚大な被害が想定されているにもかかわらず、実際の対策はほとんど何らなされていないに近い(災害対策よりも利権ピックの方が優先されている)。もし首都直下地震が発生した場合に…
食をテーマにしたNHKスペシャルの新シリーズ。今回のテーマは「糖質」。最近は低糖質ダイエットの流行など、とにかく敵視されることが多いのであるが、糖質は本当に体に良くないのか? その辺りに迫る。 人類は原始時代から糖質を主食としていた 原始人の主食…
前回はレオナルド・ダビンチの芸術家としての側面に光を当てていたが、今回は彼の科学者としての側面に注目する。彼が残した手稿には時代を超越した記述が見られるのだという。 レオナルド・ダビンチ // 見えないものまで見ていたレオナルド レオナルドは人…