教養ドキュメントファンクラブ

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

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番組リスト

番外編 トリセツショーで紹介のエリンギのファウンテン肉巻きを作ってみた

あのエリンギが絶品の料理となり得るか?

 エリンギと言えば有名なキノコであるが、我が家では以前に千切って焼肉と一緒焼いたところ、硬くてかみ切れないだけで味がないとかなり不評で、それ以来使わないキノコの筆頭となっていた。

 しかし9/21のトリセツショーで「エリンギは丸ごと焼くと、水分溢れるうま味が噴出する美味なるキノコになる」との紹介があり、そこでファウンテン肉巻きなる料理が紹介されていた。番組を見たところ「ホンマかいな」とかなり興味を惹かれて実際に試してみることにした。

tv.ksagi.work

 

 

作ること自体は簡単である

 料理と言っても極めて簡単である(だから私自身挑戦する気になったんだが)。まず大ぶりのエリンギを買ってきて、これにスライスチーズを巻く。

 さらに豚バラ肉を開いて塩胡椒で下味をつける。それに小麦粉をまぶした上で、先ほどのチーズ巻エリンギに巻き付ける。

 そして後はオーブントースターで200度で15分である。なおこの時にチーズが流れ出るのでアルミホイルをしっかり敷いておくことが重要。ちなみに私は途中の7分のところで一旦ひっくり返している(これは不要かもしれない)。

豚バラ肉とスライスチーズを巻いたエリンギをトースターへ

 15分経ってトースターを覗くと、かなり大量のチーズが融けていた。私はエリンギ1本辺りにスライスチーズを2枚巻いたのだが、やや多すぎたかもしれない。

15分経つと大量のチーズが流れ出ていた

 

 

 1本取り出してみるとこんな感じである。

これが意外と切りにくくで苦労した

 これを切って頂くのだが、実は一番困ったのがこれを切るとき。最初は肉切り用の ナイフを使用したのだが、それではエリンギに刃が立たず、結局はギザギザ付きのいわゆるベジタブルナイフを使用して切断することとなった。

実際に使用したのはこういうタイプのナイフ

 

 

 

さてお味の方は・・・

 そして実際に切ってみると、確かに驚くほどに水分がほとばしり出るのである。皿がすぐにビシャビシャになったほどである。

皿がビシャビシャになるほどの水分が出てくる

 問題の味であるが「美味い」。エリンギの食感と肉の風味とチーズのコクが合わさって何とも言えないうま味がある。またこうして食べるとエリンギのうま味も感じることが出来る。私の家族の感想も「エリンギって味があるんだというのが初めて分かった」とかなり好評である。

 なおやや大ぶりのエリンギを使用してそれにチーズと豚バラ肉を加えているので意外と食べ応えがあり、立派なおかずの一品というところ。メインにも十分なり得るだけのポテンシャルを持っている。

 またこれでエリンギが3本で100円ちょっと、チーズが7枚入りで200~300円。豚バラ肉が300円程度と結構エコノミーである。これはなかなか使えるメニューである。私からも1度試してみることをお勧めする。