10/13 TBS系健康カプセル!ゲンキの時間「～疲れ目・老眼・軽視してない?～今注目!アイフレイルの真実」

加齢に伴うアイフレイル

　今回のテーマは目の不調。これは多くの人が訴えているが放置している人も少なくない。しかし中にはアイフレイルに陥っている人がいるかもしれないという。アイフレイルとは加齢による視力の低下で、放置するとさらに視力が低下したり、緑内障などの失明につながる病気が潜んでいる可能性もあるという。

　アイフレイルであるが、40～50才ぐらいから可能性があるという。チェック項目だが、1.目が見えにくくなった 2.夕方になると見えにくくなることがある 3.若い頃よりも見えにくくなったと感じる 4.眼鏡をかけてもよく見えないと感じることが多くなった 5.まばたきをしないとハッキリ見えないことがあるの5項目。これが2つ以上当てはまるとアイフレイルとのこと。これが当てはまると緑内障などのリスクが2倍以上あるとのこと・・・なんだが、私は5項目すべて当てはまる。実際に今日などは朝からずっとPCでの作業なので、夕方どころかとっくに目がかすんで見えなくなっており、まばたきどころか目を力を入れてこらさないと見えないし、それでもピントが全く合わないから、ボンヤリした状態の画面を眺めながら作業をしている。

アイフレイルの原因(ドライアイ)

　番組ではここで目の不調を訴える60代と50代の男女について調査。共に疲れ目を訴えており、男性の方は朝にまぶしく感じるととも言っている。目の検査を行ったところ、女性の方は自覚のあった老眼以外は特に問題なし。ただし日常生活を観察していると、スマホの操作の間にまばたきが極端に減少していることが判明。これが原因でドライアイを発症しているという。ドライアイはまばたきが減ることで涙が減少して目が乾燥することで不調を起こしていたのだという。これを放置すると角膜が損傷する恐れも。

アイフレイルの原因(老眼)

　続いて男性の事例であるが、本人は自覚していないが明確に老眼の症状があるという。老眼ではピント調節力が低下するので、目の負担が増えて疲れ目につながるのだという。老眼鏡を使わなければ進行しないというものではないので、老眼鏡を使用した方が良いという。また近視があって近いところが見えているように思えても、老眼と近視ではピントが合う位置が微妙に異なるという。しかし近視があると老眼には気付きにくい。それが疲れ目につながるのだという。なお老眼チェック法として、眉間に人差し指を置いて指紋にピントが合う距離まで離し、この距離が30センチ以上あると老眼の可能性があるという。ちなみに私は10センチぐらいでピントが合うのだが・・・。

疲れ目解消法と緑内障の注意ポイント

　疲れ目の改善のために毛様体筋をさぼらせる方法であるが、目を閉じて情報をシャットアウトするのが一番。1時間に2分程度これをするのが良いという。なお先ほどの男性の朝まぶしいというのは白内障の可能性があるという(これは私でも分かった)。で、水晶体の濁りの精密検査を行ったところ、白内障が始まりかけていることが判明。50代ぐらいから始まることが結構あるという。なお白内障は戻せないので、悪化した場合は手術になる。

　最後は失明にもつながる恐ろしい緑内障。これは視神経に問題が生じて視野に欠けが生じる症状である。そして原因になるのが眼圧の上昇。だから眼圧を測定して診断をする。ただし眼圧は日常生活中で変化するという。また重いものを持ち上げたりトイレで息んだりすると眼圧が上がるし、うつぶせ寝も眼圧をあげることになるという。さらに近視は緑内障リスクにつながるので、強い近視の人は要注意だという。

　以上、加齢に伴う目の以上であるアイフレイルだが、私は間違いなく該当である。とは言うものの、上で出てきた老眼チェックはクリアしている。それなら原因はなんであろうか? PCをほぼ起きている間は見続けているので、自覚はないのだがドライアイでも発症しているんだろうか? ちなみに最近は平均寿命の伸びからほとんどの人は死ぬまでに白内障を患う状況であり、私の両親なども白内障の手術を受けている。ただ私が気になるのは、私はかなり強い先端恐怖症があり、調子の悪い時には目の前で鉛筆を持たれただけで強烈な頭痛が生じて目を開けていられなくなるぐらい(と言うか、今そういう状況を想像しただけで頭痛が発生した)である。そもそもこのような人間が白内障の手術など受けられるのかには非常に不安がある。

忙しい方のための今回の要点

・40～50才ぐらいから生じる目の不調は、加齢に伴うアイフレイルの可能性がある。
・アイフレイルになると緑内障などのリスクが上昇する。
・アイフレイルの原因としては老眼の進行などがあり、知らない間に目に負担をかけることで疲れ目につながる。
・また日常生活においてスマホの使用によるまばたきの減少からくるドライアイなども、目の不調の原因につながる。
・疲れ目の解消には1時間に2分ぐらい目を閉じて情報をシャットアウトするのが良い。またこれはドライアイの対策にもなる。
・失明にもつながる恐ろしい緑内障は、眼圧上昇による視神経の損傷で発生する。日常生活中で重い物を持ったり息んだりする行為は眼圧を上昇させる。またうつぶせ寝も要注意。