8/7 NHK ガッテン「夏休みSP!プロもうなる食と健康の究極技31連発!」

　今回は吉本ギャグ100連発・・・でなくて、今までのネタ31連発。SPと銘打ってますが、要は総集編。さらに言えば、新ネタと違って取材がいらないので、夏休みに向けてのスタッフの「働き方改革のコーナー」でもある。実際に小野アナと志の輔氏は夏休みを取ってるみたいだし(笑)。

　まず1発目は花粉症対策には鼻にワセリンを塗る　2.鶏の胸肉はマイタケの酵素で柔らかくなる　が登場。

　続けては3.スロージョギング　4．ガニガニ体操　5.目玉焼きは低いところで割った方が柔らかくなる　6．焼きそば両面焼いてから　の4つを紹介。

　次はガッテン健康技シリーズ。　7．クネクネ体操で運動神経アップ(神経の伝導がよくなる)　8.リウマチの痛みやストレスを和らげるタッチケア(癒やしホルモンのオキシトシンが分泌される)　9.かかと落としで骨粗鬆症予防(骨に刺激を与える)　10.30分に1度は立って耳石を刺激(耳石が動くことで血流や代謝がアップする)　11.ひざ痛にはひざに負担をかけない足上げ体操　12.50肩予防のひじまる体操　13.タオルグリップで血圧が下がる　14.寝相の良い人は腰痛になりやすい(姿勢が変化しないので筋肉に負担がかかる)ので寝返り準備体操で腰をストレッチ　15.股関節の硬さからくる腰痛へのパカパカ体操(股関節の柔軟性を増す)

　ここでちょっと趣向を変えて16．たこ焼きの回転技　この時に模型担当の服部弘弐氏が登場(ノッポさんかと思った(笑))、彼がこの道に進んだきっかけは、高校の時に欽チャンの仮装大賞に出演したことだとか・・・なんか少し違う気がする。

　後半は食材技で　17.握らずに茶碗の中で回してつくるおにぎり(ご飯粒がつぶれない)　18.ブロッコリはチルドルームで保管(鮮度が落ちやすい。なおこの回でタカアンドトシがブロッコリーの花の数を数えるという滅茶苦茶しんどい作業を担当してます。彼らもまだ駆け出し芸人だった頃です。)　19.ブロッコリーは蒸し焼きで味と栄養アップ　20.トーストは焼く前に耳を切ることでサクフワになる(熱が通りやすくなる)　を紹介。

　次は食材技でもガッテン御用達料理人が紹介した方法。まずは和食の達人野崎洋光氏が　21.カレイの煮付け強火で7～8分、余熱5分でふわふわ　22.小松菜のおひたしの茹で時間は15秒　中華の達人長坂松夫氏は　23.春菊は茎と葉を分けて炒める(茎だけ先にしっかり火を通す)　24.牛肉はバナナとあえて炒め煮ると柔らかくなる

　今度はガッテンが提案して逆に野崎氏が採用したという　25.煮干しの出汁をとるには1～2匹を一晩水につけておく　さらに　26.里芋の皮はアルミホイルで剥く　から　27.里芋の皮は皮ごと3分茹でて冷水中で剥く　を野崎氏が編み出したとか。

　最後はプロも使用しているという　28.パン粉に霧吹きでしっとり濡らすことで衣がサクサクになる(水蒸気の蒸発で衣に細かい穴が開くのだとか)　29.しらたきは砂糖でもんであく抜きをする(浸透圧でアクが抜けるのだとか)　30.ピーマンは丸焼きすることで苦みが減る(ピーマン内部の巨大細胞が破壊されると水分が抜けて苦みが増すのだとか)　

　そして大ラスが長坂氏による　31.麻婆豆腐は最後に油を入れて豆腐を焼くと香りがアップする。　以上で31点です。

　志の輔氏&小野アナの夏休みの穴埋め&スタッフの「働き方改革」の企画でした。よくまあこれだけのネタをやったもんだと感心します。ちなみに今回出てきたネタ、半分ぐらいは私も忘れているか見てなかったようです。完全に初耳のネタもありました。

　ところで番組としては、時々出てくる小野アナの映像が若くて可愛かったのが非常に記憶に残るところですね(笑)。私が彼女にお会いしたのはかれこれ20年近く前になりますから、その頃の彼女はというと目が眩みそうになりましたよ(笑)。彼女ももうアラフィフですから、そりゃ30代の頃とは違うわな。志の輔氏もかなり白髪と皺が増えましたし。

　ちなみに私の記憶に一番残っている情報は「計るだけダイエット」でしょうか。記録を付けることによって自動的に食事や運動に気を使うようになるという心理学の問題。実際に、世間で言われているインチキダイエットの効果の大半は実はこれだったりするというものです(あるあるダイエットなんてまさにそうだった)。