教養ドキュメントファンクラブ

自称「教養番組評論家」、公称「謎のサラリーマン」の鷺がツッコミを混じえつつ教養番組の内容について解説。かつてのニフティでの伝説(?)のHPが10年の雌伏を経て新装開店。

このブログでの取り扱い番組のリストは以下です。

番組リスト

2/16 TBS系 健康カプセル!ゲンキの時間「~たった10秒で劇的変化!~本当に聞く時短ストレッチ」

 体の柔軟性を増すためのストレッチだが、体に良いとは言われつつもなかなか続かない。そこで今回は10秒で効果のある時短ストレッチを紹介するという。

 

体の硬さを解消することで全身症状が回復する

 まず体が硬いと何がマズいかだが、姿勢が悪くなって腰痛などにつながるだけではないという。体の筋肉が硬いことによって血管などが圧迫され、血流が悪くなることで高血圧、肌の老化、冷え、自律神経に影響して疲れやすいなどの影響まで出るという。

 これを解消するのがストレッチだが、番組にはストレッチをすることで冷えや腰痛が解消したという人物が登場している。で、そのストレッチは柔軟王子なる人物に教えてもらったとのこと。で、その柔軟王子が登場する(今は何でも王子がいるな・・・)。

 その柔軟王子はトレーナーの村山巧氏。高橋大輔を始めのべ2万人の指導をしてきた人物らしい。その柔軟王子が簡単にできて即効性のあるストレッチを紹介。

 ここで腰痛や肩こりのある被験者が登場して体験することに。最初に体の柔軟性をチェックしてみたら、案の定ガチガチである。

 

ファシア(筋膜)を意識した肩こり・腰痛解消ストレッチ

 ストレッチを行う場合に意識するのはファシア(筋膜)であるという。ファシアとは全身を取り巻く膜で、鶏肉で言えば皮と肉の間にある薄い膜だとか。これが硬くなると筋肉の動きが鈍くなり、全身がつながっているので連鎖的にあちこちに影響が出てしまうのだという。

 まず肩こりの解消には腋の下をほぐすのだという。肩こりと言えば僧帽筋のイメージがあるが、実は腋の下の前鋸筋も大切なのだという。前鋸筋が凝ると僧帽筋が引っ張られてしまうのだとか。で、これを開所するストレッチは腋の下に水筒ぐらいの筒を当て、体を前後に転がすのだとか。実際に被験者がこれを20秒ほど試すと腕がよく上がるようになっている

 腰痛の場合は太ももの前の大腿四頭筋のファシアをほぐすのが重要だという。方法はうつぶせになり、ももの下に筒を置いてひざを曲げ伸ばしするだけ。実際に被験者がこれを試すと足が上がるようになっている。太もも前側のファシアをほぐすことでつながっている腰回りも整うのだとか。実際にストレッチ後には血流が増えたという。

 この後スタジオでは、西尾氏らがゴルフボールを踏んで足裏でゴロゴロ30秒体重をかけて転がすだけで立位体前屈の数字が改善するという体験をしている。足裏をほぐすことで、立位体前屈に重要なふくらはぎの長腓骨筋周辺のファシアがほぐれるのだとか。

 

日常生活にストレッチを取り込む

 ただしこれらのストレッチは即効性はあるが持続性がないので、気がついた時にちょこちょこやるのが大事らしい。というわけで、番組終盤は生活のところどころにストレッチを取り入れるというやり方を紹介しているが、これは少々悪のり。

 まず朝の起床時、ひざの上にふくらはぎを乗せて前後に動かすストレッチ。仕事中には上半身を左右にねじるストレッチ、さらには壁の角に立って手で体を支えながら体を押し込んで全身を伸ばすストレッチ、そして通勤電車の中では電車の動きに合わせて体の側面を伸ばすストレッチ(周りの人に迷惑をかけないようにの注釈付き)、そして帰宅して夜のリラックスタイムには足首を片方の足に乗せて(椅子の上で足を組む雰囲気)体を前に倒す股関節のストレッチとのこと。これを実践すればあなたの体も柔らかくなる?


 以上、簡単にできるストレッチについて。なお私も半信半疑で肩こりのストレッチを試してみたのですが、確かに効きます。先ほどまで肩が凝ってきてかなりツラくなっていたタイピングが今はスラスラ(笑)。

 とにかくストレッチに関してはサプリなどと違って、試してみても最悪でも効果がないというだけで体に悪いということはないのでよろしいでしょう。大体体を動かすということは、基本的に運動不足である現代人には重要です(私なんかも1日の運動量の大半は手首から先だけだもんな・・・)。

 

忙しい方のための今回の要点

・体が硬いと腰痛などの原因になるだけでなく、筋肉に血管が圧迫されて高血圧や冷えなどの原因になることがある。
・ストレッチを行う場合にはファシア(筋膜)を意識する必要がある。例えば肩こりの場合は僧帽筋だけでなく脇の前鋸筋をほぐす、腰痛の場合は大腿四頭筋をほぐすなどが効果を上げる。
・まあ足の裏で30秒間ゴルフボールを踏んで転がすだけで立位体前屈の数字が向上する。これはふくらはぎの長腓骨筋の周辺がほぐれるからである。
・これらのストレッチは即効性はあるが持続性がないので、生活の中に取り入れてちょこちょことなるのが重要。

 

忙しくない方のためのどうでもよい点

・ストレッチというのは私も興味あります。やはり毎日デスクワークの上に、その後でコンサートで座席で2時間の間動かないでいると、体のあちこちがおかしくなりますので。特に腰痛やら肩こりがひどい。正直なところクラシック鑑賞は高齢者には向かないのでは?と言う気もします。ロックコンサートなんかのように観客も動く方が良い?

 

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