免疫力アップの総集編
とうとうこの番組もリモート出演になってしまっていた模様で、西尾氏も筧氏も遠隔出演になっています。恐らく二人とも自宅からの模様。西尾氏の方は通信環境が良くないのか、見ていると時々コマ落ちがある。
そういう状況ですから、内容の方も必然的に過去の総集編。今回は免疫を高めると言うことで、12/22に放送された風邪を引きやすい人の内容が半分ぐらい。
免疫力アップのための運動、入浴など
免疫力アップのために気をつけるべきことの一つは「ハードな運動をやり過ぎないこと」。適度な運動は血流などを改善して免疫アップになるが、例えば筋トレのようなハードな運動になると、損傷した筋肉の修復に免疫力が割かれてしまうので免疫力の低下につながるので注意とのこと。日々鍛錬を欠かさないようなマッチョな兄ちゃんに限って、簡単に風邪引いて寝込んだりするのはこのせい。
さらに入浴の仕方などにもポイントがあるという。お湯の温度が重要で分かれ目は42度。これより低い湯に15分ぐらい浸かると副交感神経が優位になり(つまりはリラックスする)、免疫力アップになるとのこと。逆に42度以上の湯の場合は交感神経が高まることになる。この場合は気管支が拡張するので気管支炎の予防につながるとしている。つまり江戸っ子は気管支炎にはなりにくいが、風邪は引きやすいと言うことか。
ここで免疫力向上のためのギュッパー体操というのが紹介されているが、要は体に力を入れてから弛緩することで緊張をほぐすというやり方。医療現場では筋弛緩運動という治療法になるとのこと。
睡眠の質の向上と免疫力アップ食材
また免疫力アップには睡眠の質を高めることが重要なので、寝る前のスマホなどは禁物。はい、これはもろに私です。番組では睡眠の質を高める行動として、朝日を浴びる、朝食にバナナを食べる、眠る前に白湯を飲むなどを勧めている。
後半は食材の方に移る。免疫細胞を活性化するにはまずバランスの取れた食事が大前提であるが、その上でβグルカンを含むキノコ類、さらに加熱でショウガオールを生成するショウガがなどを勧めている。併せて取れるメニューとしてはマイタケとショウガの粕汁を紹介している(粕汁はそれだけで体を温める効果がある)。
さらにヨーグルトの乳酸菌で腸内の免疫細胞の活性化、さらにハチミツを加えてオリゴ糖で腸内細菌の栄養にとのこと。
ストレス解消には「泣く」のが有効
そして免疫力を下げるストレスに対抗するために上げている方法が、感動する映像などで「泣く」こと。涙が流れた途端に副交感神経が優位になり、その効果は一週間ほど続くとか(ホンマかいな?)。なお「笑う」のも効果がある(これは昔から良く言われている)とのことで、まあ喜怒哀楽のある生活を送れってことだろうけど、なかなか現代社会はこれがない。また日本人はミスタースポックのように、感情を露わにするのはよろしくないという文化だから。泣くね・・・「翠星のガルガンティア」でももう一回見るか(笑)。あれのせいで私は「くたばれブリキ野郎」という言葉が「パトラッシュ、僕はもう疲れたよ」と同じ、涙に直結するキーワードになってしまった。
忙しい方のための今回の要点
・免疫力アップのためにはハードすぎる運動は禁物である。
・入浴時は41度程度の湯に15分浸かるのが効果的。
・また良質の睡眠のためには寝る前のスマホは厳禁。
・食事はバランスの取れたものが原則であるが、キノコ、ショウガ、ヨーグルトなどを勧めている。
・「泣く」ことは副交感神経を優位にするとか。
忙しくない方のためのどうでもよい点
・ガッテンが完全に再放送モードに突入してしまっていますが、この番組もほぼ同様の状態になったようです。他の番組も再放送が多くなってきていますし。これはいよいよこのページのネタもなくなってくる(笑)。うちのページもいよいよ開店休業だな。
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