オリンピックのアスリートのためのミズノの用具開発
コロナ禍を無視してオリンピックが開催されたが、オリンピックはスポーツメーカーにとっては最大の宣伝の機会。そのスポーツメーカーの話。なお昨年にも同様の件が放送されており、その後という形にもなっている。
最初に登場するのは卓球の伊藤美誠選手のためのシューズを開発しているミズノの大谷氏。彼女は一流のスポーツ選手を担当するのは初めてとのこと。伊藤選手と二人三脚でシューズの試作品の開発を続けてきた。今まで彼女に提案したシューズは100足を越えるという。
ミズノでは新しく開発した新素材ミズノエナジーという高反発素材を伊藤選手に試してもらうことに。軽快なフットワークが命綱の伊藤選手にとっては、反発力の高いシューズは武器になるだろうと考えてのこと。そこで実際に試してもらったところ、大きく動く時にはよいが、細かく動く時に足が止まりにくいとの意見。どうも素材が柔らかすぎる模様。そこで早速社に持って帰ると、もっと固くした新たなミズノエナジーを開発して再び伊藤選手に試してもらう。
もろもろ伊藤選手に試してもらったが、結局は伊藤選手は以前の靴がよいと本番ではそれを選んだ模様(慣れも大きいと思う)。そして伊藤選手は金、銀、銅メダルを獲得する大活躍をし、テレビで観戦していたミズノのスタッフも一安心。
一方水泳水着の方は、以前の放送にも出てきた吉井氏が登場。前回の放送では池江璃花子との開発の話をメインに持ってきていたが、彼女はオリンピックに参加はしたがまだ本調子ではなくて成績もそれなりだったことから、今回は金メダルを2つ取った大橋悠依選手をメインに持ってきている。とにかくミズノの開発した水着は後半に疲れてきた時に足が落ちてくるのを防ぐように作っているとか。選手の要望も汲み取りつつ、ミズノでは水着の開発に挑んでいる。
で、オリンピック効果のおかげでスポーツ用品店の売り上げも卓球用品などを中心に絶好調で目出度し目出度しというお話。はい、商業主義の権化のオリンピックの話でした。
忙しい方のための今回の要点
・ミズノでは卓球の伊藤美誠選手のために弾力を高めた新素材を導入したシューズを開発。結果として伊藤選手は本番では以前のシューズを選択したが、金、銀、銅メダルを取る活躍をした。
・一方、水着では金メダルを2つ取った大橋悠依選手用の水着などを開発している。
・オリンピック効果でスポーツ店の売り上げも上々とか。
忙しくない方のためのどうでもよい点
・もうオリンピックって商業主義の側面しかないですからね。私は興味全くないです。スポーツメーカーの宣伝のためにコロナ拡大の危険を冒す意味が理解できない。
次回のガイアの夜明け
前回のガイアの夜明け
