2019-01-01から1年間の記事一覧
駿府城は家康が晩年を過ごした城であるが、現在大規模な発掘調査中である。その過程で新たな事実が明らかとなってきた。 復元された巽櫓と東御門 www.ksagi.work 駿府城で見つかった秀吉の金箔瓦 世間を驚かせたのは大量の金箔瓦の出土である。当初は家康が…
承久の乱については以前にヒストリアは北条義時の立場の方から描いていたが、こちらは後鳥羽上皇の立場から描いたもの。 tv.ksagi.work 幕府と対抗して天皇の権威を高めようとした後鳥羽上皇 後鳥羽上皇は和歌も極め、さらには自ら刀を打たせるなど文武両道…
昭和初期の鮭専門書に記されたサケ料理のコツ 今回はいきなり一冊の本の紹介からはじまる。それは昭和初期に発行されたという「鮭鱒聚苑」という本。背表紙に鮭の皮を使用しているといういかにもマニアックな本であるが、執筆したのは北海道の缶詰工場の社長…
大廃業時代、5社に1社が1年以上に廃業する?! 現在の日本では廃業を選択する中小企業が増加している。この10年ほどで件数は急増し、昨年1年間では廃業した中小企業は4万6千件に及ぶという。中には取引先と突然に連絡が付かなくなり、訪ねてみると業務停止状態…
自販機製造ラインを紹介 日本は自販機大国として知られており、その台数は全国で294万台という。これは日本に来た外国人も驚くところで、インタビューしてみるとホットの飲料があるのが珍しいのだとか(海外では主にコールド飲料のみだ)。ましてや今時の自販…
神岡に登場する新型重力波望遠鏡KAGRA スーパーカミオカンデがあることで知られる神岡。ここの長さ7キロに渡る長大なトンネル内に設置された巨大装置、それが間もなく稼働を始める重力波望遠鏡KAGRAである。 重力波とはアインシュタインの相対性理論から存在…
第二の御所だった仁和寺 京都にある仁和寺はもう一つの御所と言われている。京都御所にある天皇が行事などを執り行う場所である紫宸殿は格調高い檜皮葺の御殿の前に、右近橘と左近桜に2つの木が配置されることになっているが、仁和寺の中にある御室はこの紫…
関ヶ原の合戦は、知られているように徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を打ち破り、その後の家康の天下が定まった戦いである。しかしもしそこで3つの"IF"があった場合に展開はどう変わっただろうかというもの。 もし三成が大垣城で決戦していたら まず…
今回はヨーロッパに飛んでフランスの英雄ナポレオンがテーマ。現在のパリがあるのはナポレオンの都市計画によるものであり、良くも悪くも現在のフランスにも大きな影響を与えた人物である。 貧しい生まれから努力で頭角を現す ナポレオンはコルシカ島の生ま…
最近になってあちこちの歴史番組で次々に扱われているのが渋沢栄一。さてこの番組ではどういう切り口から迫るのか。 尊皇攘夷思想に走った若者時代 渋沢栄一は埼玉の豊かな農家に生まれた。彼の家が豊かだったのは藍玉を扱っていたから。防虫効果などがあり…
今回は主人公は菅原道真。そもそもは平将門、崇徳上皇と並ぶ三大怨霊であったのであるが、彼らとは違ってそこから学問の神様、天神様として崇拝されることになった。どうやって菅原道真が怨霊となりそこから神に転じたかというお話。 学問で出世した菅原道真…
今回のテーマは慢性痛。実はこの番組でも大分前に「痛みは脳が作り出す」として認知行動療法などを紹介したことがあったのだが、その延長線上の話のようである。 最新の慢性痛治療に使用される回覧板? まず最初に登場するのはキャベツとジャガイモと梅干し。…
戦国時代に悲劇的な運命を辿った美女・細川ガラシャ。彼女が今回の主人公。 結婚してからの幸せな日々 細川ガラシャこと玉は明智光秀の三女として生まれる。そして16才の時に細川忠興に嫁ぐ。当時忠興の父の細川藤孝は山城国の一部を、明智光秀は近江の一部…
今回は戦国の天下人、信長と秀吉の徹底比較・・・なんて言ったらかなり力の入った企画に聞こえるが、その実態は秋の番組改編期のドタバタの中で穴埋めの総集編というのが実態である。今回は歴史タレント(なんじゃそりゃ?)の小栗さくら氏が信長推し、歴史オタ…
自らひび割れを埋めるコンクリート 広く建材として使用されているコンクリートであるが、問題となるのは劣化によるひび割れ。鉄筋コンクリートがこうなると内部の鉄筋が錆びてコンクリートが割れたりすることにつながるので、定期的な補修が必要であってメン…
イギリス南部のドーゼットと東デヴォンの海岸は、155キロに及ぶ絶景の海岸である。 3種の岩盤が入り交じる海岸 この海岸が面白いのは、白い断崖と赤い断崖、さらに灰色の断崖が連続していること。それぞれ岩の種類と出来た年代が違い、白い岩は白亜紀に出来…
世間にはいろいろと信憑性の明らかに怪しい説などが飛び交っていたりするが、今回はそういう怪しい説についての検証。 幕末オールスターキャストのフルベッキ写真の真実 1つめに登場するのが、坂本龍馬に西郷隆盛、高杉晋作からなぜか幕府方の勝海舟までが一…
今回は江戸末期に正確な日本地図を作成した伊能忠敬。彼が地図作成に取り組んだのは50歳を過ぎてからという当時の寿命から考えると人生最晩年期にさしかかってから、その彼の健康の秘訣について。 地球の大きさを求めるために地図作成を始める 伊能忠敬は元…
今回は日本を代表する家電メーカー・松下電器を創業した伝説の経営者松下幸之助とその妻・むめのの物語。何やら朝ドラネタ臭がプンプンするが、実際に以前にスペシャルドラマにはなったことがあるはず(筒井道隆の幸之助はともかく、常盤貴子のむめのは美人過…
先見性を持った幕臣、小栗上野介 今回の主人公は、先週の河井継之助に続いての「幕末非イケメンシリーズ(笑)」小栗上野介である。この人も非常にスゴい人であったにもかかわらず、河井継之助以上に知名度の低い人である。しかし日本海海戦で勝利した東郷平八…
日本の敗戦後、GHQの総司令官として日本に赴任したダグラス・マッカーサー。彼と昭和天皇との会見が戦後の日本を変えたという話。 天皇の訪問を待ったマッカーサー エリート軍人だったマッカーサーは永らくフィリピンに駐留しており、アジアの文化に対する理…
塩分摂取量について考える 高血圧の原因となり、心臓病などに結びつくと言われている塩。しかし昔からどうも日本人は塩分の摂取は多め。現在国際的に出されている塩分摂取量のガイドラインは5g/日とのことだが、スタジオのお客さんの塩分摂取量を調べてもほ…
今回は歴史の永遠の謎の一つ、本能寺の変はなぜ起こったかである。 謎の多い光秀の前半生 まずは光秀の人物像に迫ろうとしている。一般的に光秀と言えば裏切り者の怖い人、真面目で報われなかった人などのイメージを持たれていたりするが、そのようなイメー…
今回はスイスの高原鉄道。スゴイ景観の中を走行する列車です。こういうのをテキストで紹介して意味があるのでしょうかという疑問もないではないですが・・・。 世界遺産になっているスイスのレーティシュ鉄道のベルニナ線とアルブラ線。高級リゾート地である…
成人の3人に1人が髪の悩みを抱えているという。9月は実は夏の間の紫外線による頭皮へのダメージのせいで、一番抜け毛が増える月だとのこと。今回は髪の悩みについて髪の専門家が解説するという形式。 薄毛に悩む方が注意すべきポイント まずは薄毛、フケ、白…
創作界で大人気のクトゥルー神話の世界 創作の世界で未だに地味に人気のあるクトゥルー神話。異形のモンスターたちが闊歩する言いしれぬ恐怖の世界である。この世界観は多くのクリエイターに影響を与えており、「エイリアン」の脚本家やデザイナーなどもラヴ…
今回は東京オリンピック絡み。まあNHKはオリンピックの宣伝をするように上からのお達しがきてますから、その一環でしょう。 猛練習で最強チームを作り上げる 日本の女子バレーが本格的に始まったのは日紡貝塚が女子バレーチームを結成してから。そこに招かれ…
応仁の乱の原因は日野富子ではない? 応仁の乱の原因を作ったとか、室町時代の銭ゲバ女王とか、挙げ句は日本三大悪女の一人などととかくボロカスに言われることの多いのが室町幕府8代将軍・足利義政の妻である日野富子。しかし実は日野富子は悪女ではないとい…
報われなかった人・河井継之助 今回の主人公は、長岡藩の家老でガトリング砲を駆使して新政府軍と戦った不屈の男・河井継之助である。幕末に活躍したスゴイ人物なのだが、その割には知名度・人気共に今ひとつなのは正直なところ彼がイケメンではないというの…
今回の主人公は、信長よりも先に天下人になっていたという三好長慶。しかしアンケートを取ってみても誰も三好長慶については知らない・・・ってこの展開は6/19のヒストリアとテーマから冒頭まで全く同じ。 tv.ksagi.work // 恨みを忍んでの若き雌伏の日 さて…