にっぽん!歴史鑑定
鬼平こと長谷川平蔵の実像 池波正太郎の小説で有名な火付盗賊改の鬼の平蔵こと長谷川平蔵は実在の人物である。ちなみに長谷川平蔵については以前に歴史科学捜査班でも紹介されている。 小説で大人気です コミックにもなりました 実はこのアニメ、なかなか良…
平安時代に始まった様々な行事 年の暮れと正月で世の中がバタバタしていますが、現在の年末年始の行事の中には、平安時代の貴族の行事に端を発しているものが少なくないという。と言うわけで平安時代の貴族がどんな年末年始を送っていたかを紹介するとのこと…
天才仏師・運慶の生涯 東大寺の金剛力士像で世界的にも知られる仏師・運慶。そもそも彼は非主流派の仏師であったが、あえてその彼を東大寺再建に起用したのは源頼朝だという。運慶の生涯と頼朝との関係について紹介。 運慶 // 当時の常識を覆す画期的な仏像…
忠臣蔵の真実 今でも毎年このシーズンになると、どこかしかで忠臣蔵が演じられたりするのだが、実際に忠臣蔵は赤穂浪士の討ち入りの直後にすぐに歌舞伎の演目となり、半世紀後には大阪で人形浄瑠璃の演目として人気を博したという。客の入りが悪い時にはこれ…
一大行事だった参勤交代 江戸時代に全国の大名が領国と江戸の往復をさせられた参勤交代。元々は鎌倉武士が将軍に奉公するために鎌倉に兵を率いて詰めたのが走りらしいが、これを徳川家康が大名が将軍に対する忠誠度を示すための行事とし、家光の時代に武家諸…
日本初の女性天皇はかなりやり手の女性だった 日本で初めての女性天皇が推古天皇であるが、その治世は30年以上と長く、その間の日本は安定していた。ここに推古天皇の手腕があるという。 推古天皇こと額田部皇女は欽明天皇を父に蘇我稲目の娘の堅塩媛を母に…
浄土真宗の開祖である親鸞が今日の主人公。 親鸞 // 修業に疑問を感じていた時に法然に出会って専修念仏の教えに打ち込む 親鸞はそもそもは貴族の子弟であった。藤原家の流れを引く日野有範の長男として生まれている。時が時ならそのまま安穏とボンボン暮ら…
武田勝頼率いる武田騎馬軍団が、織田徳川連合軍の3000挺もの鉄砲の前に惨敗したとされる長篠の合戦。騎馬軍団の破壊力を過信して鉄砲隊の威力を過小評価した勝頼の無謀が武田家の滅亡につながる大敗を招いたとされているが、実際はそう単純な話ではないとい…
5代に渡って関東に君臨した北条氏を、天下統一を目指す豊臣秀吉が破った戦いがいわゆる小田原攻めである。この戦いは圧倒的な秀吉軍の前に北条氏なすすべもなく降伏を余儀なくされたと思われているが、実際はそう単純な話ではないようである。 小田原城 // …
藤原道長の権力掌握の秘密 平安時代に権力を独占し「この世をば、我が世とぞ思う望月の欠けたることもなしと思えば」という歌を詠むぐらいの栄華を誇ったとされる藤原道長。彼はどうやってこのような権力を手中に収めたのか。 藤原道長 // 五男だったのが幸…
伊藤博文の妻として、日本初のファーストレディとなった梅子が今回の主役。 伊藤梅子 // 18才の時に伊藤と知り合う 伊藤と梅子が初めて出会ったのは梅子が18才の時、下関の亀山八幡宮の境内にはかつてお亀茶屋と呼ばれた茶屋があり、梅子はここで働いていた…
今回の主人公は実業家でありながら戦後の政治の世界でも活躍した白州次郎。彼独自の美学に貫かれた生涯を紹介。 白州次郎に関してはいろいろな本が出てます // イギリスで学んだブレない言動 白州次郎は1902年に兵庫県で貿易商を営む白州家の次男として誕生…
実は遅咲きだった安倍晴明 今回の主人公は陰陽師・安倍晴明。映画や創作ものの影響で若者のイメージがあるが、実際には陰陽師としてデビューしたのは40才とかなり遅咲きで、陰陽道の頂点である陰陽博士になったのは52歳だったという。 安倍晴明の生い立ちに…
江戸城を最初に作ったとされている太田道灌について 江戸と言えば家康の都であるが、家康が江戸城を築く前にこの地を治めていたのが太田道灌である。 太田道灌 道灌は1432年に関東の名門である上杉家の家宰で、関東不双の知恵者といわれた太田道真の嫡男とし…
校庭の銅像で有名な「あの人」の生涯 二宮金次郎は以前に「ヒストリア」でも放送されており、今回の内容もエピソードの取捨選択に微妙な違いはあるものの、大筋はその時の内容とかなり被る。 tv.ksagi.work // 裕福な農家から水害で極貧生活に転落する 二宮…
江戸時代の庶民の暮らしを衣食住から見てみる 江戸時代の庶民はどのような生活をしていたのか。以前にも同様のテーマをこの番組で放送していた記憶があるが、今回は衣食住の観点から紹介している。 tv.ksagi.work // 質素な中で様々な工夫を凝らしていた ま…
朝ドラの主人公になったことで、突然にこの手の番組で扱われることが急増した小関裕而です。以前に「英雄たちの選択」でも扱ってましたので、正直なところ内容はかなり被ります。 tv.ksagi.work // 若い頃から作曲家を目指す 小関裕而は言わずとしれた「六甲…
秀吉にまつわる新発見を踏まえて、最晩年を検証する 今年は秀吉に関する大発見が立て続けに発生した。5月には秀吉が最後に建てたもののその詳細が不明で「幻の城」となっていた京都新城の遺構が発掘されるというニュースがあり、6月には秀吉の養子である秀次…
幼少時から神童だった島津斉彬 幕末の薩摩で活躍した島津斉彬は、西郷隆盛を取り立てたことでも知られており、斉彬に心酔していた西郷は彼が亡くなった時には殉死することまで考えたと言われている。本人は明治を迎える前に亡くなってしまったが、実は日本の…
歴史に残る名君・上杉鷹山 今回の主人公はリクエストでも一番要望が多かったという上杉鷹山。借金まみれで藩主が幕府へ領地返上することまで考えたという危機的状況の米沢藩を建て直した名君として知られる人物である。ちなみに「日本の政治家で尊敬する人が…
連合艦隊司令長官の山本五十六は日米開戦に反対していたことで知られている。しかしあの真珠湾攻撃を立案実行したのは彼である。日米開戦に反対していた彼が、なぜ真珠湾攻撃を行うことになったか。 連合艦隊司令長官・山本五十六 // アメリカの強さを知るが…
戦国に覇を唱えるべく台頭してきた織田信長だが、その信長が唯一恐れたともいわれている武将が上杉謙信である。毘沙門天の化身と名乗り、実際に合戦においては神かがった強さを見ていた上杉謙信。信長と謙信、実際はどちらが強かったのか。 // 謙信をかなり…
苦難の末に日本に渡って唐招提寺を開いた鑑真。なぜ鑑真はそこまでして日本に渡ってきたのか。また日本はなぜ何を求めて鑑真に来日を依頼したのか。その背景には当時の日本の仏教界の大きな問題があったという話。 // 戒律のスペシャリストの鑑真が日本に求…
平安時代中頃、関東独立を目指して朝廷に対して猛然と反旗を翻した平将門。その頃、瀬戸内海でも藤原純友が反乱を起こしていた。反乱の3年前、比叡山で会合した二人が京の町を見下ろしながら、反乱成功の暁には天皇の血を引く将門は天皇に、藤原家に連なる純…
桶狭間の合戦を最近の研究に基づいて再検証 信長が一躍天下取り競争に名乗りを上げた桶狭間の合戦。この合戦は、圧倒的な兵力差のある信長軍が、今川軍の隙を突いての奇襲攻撃による奇跡の勝利である・・・というのが今までの通説であったが、実はそうではな…
尊王攘夷派の中心人物をマークしていた新撰組 テロリズムの嵐が吹き荒れ、治安の乱れが激しかった幕末の京。そこの治安維持のために投入されたのが、身分に関わらず取り立てられた剣豪集団の新撰組。最初は単なるゴロツキのように言われていた彼らが、一躍名…
尾張の弱小大名だった織田信長が、天下人にまでのし上がれたのには信長がとった様々な革新的な政策のおかげだった。それを分析する・・・というわけだが、実際のところは中身は今までに放送した信長絡みの回の再編集だったりする・・・。 岐阜駅前の金の信長…
今、コロナの流行でまさに苦難の時であるが、このような苦難をどうやって乗り切るかを名僧たちの教えで学ぼう・・・ということらしいが、要は総集編です。これもコロナの影響か。とりあえずこの番組は、コロナによる番組製作の苦難を、名僧たちに頼って乗り…
第二次大戦の時、ナチスの迫害を逃れようとするユダヤ人のためにビザを発給したことで知られている杉原千畝。彼を紹介するのが今回。 杉原千畝 // 父の意志に反して語学の道を選んだことから外交官へ 岐阜県八百津町に生まれた杉原千畝は幼い頃から学業優秀…
江戸で話題となった大事件 何やら凄まじい表題の事件であるが、江戸時代に吉原で発生したストーカー殺人事件だとのこと。事件は当時話題になり、事件を題材にした講談や歌舞伎などまで登場したとのことである。事件の顛末であるが、元禄から享保にかけての時…