にっぽん!歴史鑑定
三男だった秀忠 今回の主人公は、今ひとつ影が薄くて家康の馬鹿息子などとも陰口を叩かれることさえあるという二代目将軍秀忠。番組的には決して秀忠は無能ではないと言いたいようだ。 徳川秀忠 まず秀忠の生まれであるが、家康の三男として生まれている。し…
古代律令制の確立に尽力した天智天皇と天武天皇 今回のテーマは天智天皇と天武天皇の兄弟。日本という国のあり方を作った人物である。 後の天智天皇こと中大兄皇子はまだ天皇が大王と呼ばれていた626年、第34代の舒明天皇と後の皇極天皇である宝皇女の間に生…
明治以降の慶喜 今回は渋沢栄一絡みで、明治以降の徳川慶喜の姿について。慶喜はその晩年をどのように過ごしたのか。 晩年の慶喜の肖像 今日に慶喜のことが残っているのは渋沢栄一が晩年に慶喜の伝記を編纂したから。渋沢にしたら恩のある慶喜の真意が歪めら…
評価の低い「あの人」の名誉回復のようです どうしてもここ一番で決断できないというところがあり、結果としては天下取りに関われなかったばかりか、信長にあっという間に滅ぼされたことから暗君のイメージが強く、歴史ファンからも「ナマ倉義景」と陰口を叩…
謎多き歌麿の半生 現在、日本の浮世絵は世界的に評価が高いが、その中でも別格的に評価が高いのが歌麿と写楽である(なぜ北斎が出てこない?)。その二人の実像に迫ろうと言うことらしい。 まず歌麿だが、その生まれはハッキリと分かっていないという。1755~17…
秀吉の弟で名補佐役だった秀長 豊臣秀吉の天下統一の影には名サポート役として弟の秀長の存在が大きかったと言われている。実際に秀長が生きていたなら豊臣の天下は続き、家康の天下もなかったのではとも言われている。その秀長の生涯。 豊臣秀長 秀長は秀吉…
天下の傾奇者・前田慶次の真実 「花の慶次」の主人公として人気を博した天下の傾奇者・前田慶次であるが、実在していたことは知られているが、その実態はよく知られていない。その前田慶次の真相に迫るというのが今回。 人気コミックの主人公になってます 晩…
三英傑などと呼ばれる信長・秀吉・家康(ちなみに私はどうもこの呼び方はしっくりこない)であるが、それぞれに独自の家紋戦略を持っていたという。それを紹介。 7つの家紋を使用した信長 まずは信長だが、信長は7つもの家紋を持っていたと言われている。その…
平安女子の出会いの場は後宮? 平安貴族と言えば和歌と恋だけをしていたというイメージがあるが、そんな平安時代の貴族の女性の恋愛事情について紹介する。 平安時代の貴族は男性は11才から20才で元服、女性は12才から15才で裳着という成人式を行ったという。…
天台宗の祖・最澄 日本仏教界に大きな影響を与えた天台宗の祖・最澄。同時代の空海と比べるとどうも地味な印象もある最澄であるが、その最澄の生涯を紹介する。なお空海の方は既に以前にこの番組で扱われています。そして最澄の方は昨年に大河ドラマ絡みでヒ…
武士の敵討ちの手本ともされた曾我兄弟の敵討ち 曾我兄弟の敵討ちと言えば「曽我物語」のネタになっており、歌舞伎などの演目として大人気で敵討ちの手本とされている。あの大石内蔵助も吉良邸討ち入りの前に討ち入り成功を祈願して曾我兄弟の墓を参拝したと…
秀吉の二大軍師の対決 竹中半兵衛と黒田官兵衛、共に秀吉の天下取りに大きく貢献した軍師である。半兵衛は主に秀吉が信長の家臣として頭角を現してきた時期に活躍し、官兵衛は中国討伐など秀吉の天下取りに貢献、二人が共に秀吉に仕えた時期はほんの数年しか…
信長によって天下に出て行った利休 秀吉によって天下一の茶人とされながら、最後はその秀吉に切腹を命じられた千利休。その裏には一体何が起こっていたのか。 千利休は堺の豪商だった。当時の堺は町民が自治を行っており、そんな中で社交に用いられていたの…
信長と接近することで朝廷の権威を強化する 正親町天皇は天皇に践祚しても即位の礼を行うのに3年もかかった。それは朝廷のスポンサーでもあった幕府の権威が低下し、即位の礼の費用を用立てることが出来なくなったからである。朝廷自身も領地からの収入が横…
徳川家の乳母となった謀反人の娘 今回は大奥誕生に関するお江と春日局の話・・・なんですが、以前に春日局の生涯の放送をしており、多分にそれをそのまま流用している。 tv.ksagi.work 秀忠とお江はそもそもは秀吉による政略結婚である。しかし夫婦仲は良か…
江戸に関する総集編 今回は江戸時代の暮らしに纏わる総集編。先週もまんまの再放送だったし、その前にも再放送があったりで、ネタに詰まっているのか手を抜いているのか。どうもこの番組の先行きも暗雲が垂れ込めている。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work // 超…
うまく立ち回って順調に出世した荒木村重 天下統一を果たした織田信長は家臣だった明智光秀の謀反で命を落とした。しかし信長は光秀だけでなく、意外に多くの家臣に叛逆されている。その中でも激しい反抗をしたのが荒木村重である。荒木村重は後に信長に取り…
家康の徳川幕府を盤石のものとするための大戦略 日光東照宮と言えば家康を祀った神社であるが、ここには家康の壮大な目論見が存在したという話。 東照宮と言えばこれですね // 天下を治めるためにあらゆる手を打つ 家康は少年時代は今川家に人質になるなど波…
秀吉の城攻めの巧みさを示す高松城水攻め 合戦において困難と言われているが城攻めである。圧倒的に防御を固めた敵を打ち破るのは、余程の兵力の差がないと単なる力攻めでは大きな犠牲を出してしまう。城攻め巧者はいかに被害を出さずに敵の城を落とすかにか…
平氏が滅亡した壇ノ浦の戦い 今回は源平合戦で平家が滅亡した壇ノ浦の戦いについて詳しく見る。 平清盛の頃に全盛を極めていた平氏であるが、源頼朝を統領とする源氏の挙兵で追い詰められる。そして平清盛死後にはついには京を追われることになる。平氏は勢…
名奉行二人を紹介 今回は名奉行として知られる大岡忠相と遠山金四郎を紹介。もっとも彼らの伝説はかなりの部分が虚飾が多いので、その実相はどうであったのかという辺りに注目。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work // 吉宗に抜擢され、法制度改革に取り組む まず…
秀吉と家康の最初で最後の直接対決 秀吉と家康が直接対決した最初で最後の戦いである小牧・長久手の戦い。この戦いは実は後の天下の帰趨を定めた戦いでもあると言う。 本能寺の変の後に頭角を顕したのは秀吉である。信長の次男の信雄と組んで、賤ヶ岳の戦い…
戦国最強・上杉謙信の生涯 戦国最強とも言われ、自らの欲のための戦はしなかったと言われている義の男・上杉謙信。その生涯を紹介・・・とのことなんだが、実際に上杉謙信はこの手の番組の定番中の定番なので今までも他の番組でも多々登場している。実際に比…
青年将校達が決起した2・26事件 暴走した陸軍の将校達が政府要人の暗殺テロに走った2・26事件。その背景と経緯を追う。 事件は1936年2月26日、決起したのは歩兵第1連隊、歩兵第3連隊、さらに近衛歩兵第3連隊である。主導したのは青年将校達。まず栗原安秀中…
綱吉の生母・桂昌院の玉の輿人生 今回の主人公は、一説によると八百屋の娘と言われている身分から家光の側室となり、ついには将軍綱吉の生母とまでなった典型的玉の輿人生を送った桂昌院の話。 後の桂昌院ことお玉は京の八百屋の娘だったと言われる。しかし…
若い頃から測量好きな探検家だった間宮林蔵 樺太を探検して、樺太が島であることを証明した探検家・間宮林蔵の生涯。 間宮林蔵 間宮林蔵はそもそも武士ではなくて常陸国の農家に生まれたという。しかし幼い頃から算術が得意で、竹竿を使って木の長さや太さを…
ご存知、水戸黄門の真実の姿 「この紋所が目に入らぬか」で全国の悪を成敗するご存じ水戸黄門だが、黄門様こと徳川光圀が実在の人物で、ただし全国漫遊は創作であるぐらいは知っている人も多いだろうが、では光圀がどのような人だったかとなれば知らない人が…
戦後の動乱期を乗り切った吉田茂 敗戦後の日本の建て直しに奔走したワンマン総理として知られる吉田茂。なおワンマンの意味は、何でも一人で決めてしまうと言う意味でなく、GHQが日本は吉田一人を相手にしていれば十分であるというように言ったことから来て…
世界布教のために日本に目をつけたザビエル 日本にキリスト教を伝来させたフランシスコ・ザビエル。さらにザビエルの後を受けて日本での布教に励んだルイス・フロイス。この二人の目を通して戦国時代の日本を紹介する。 ザビエルは1506年にイベリア半島北東…
縄文時代の生活 縄文人とはいかなる人々であったか。近年になって急激にイメージが変わってきた縄文人の真実について紹介。 縄文時代とは1万5000年前から2800年前まで続いた長い時代である。縄文人の顔を遺骨から復元したところ、顔は四角くていかつい感じで…