英雄たちの選択
米沢藩再建の名君・上杉鷹山 今回は財政が傾いて破綻状態になっていた米沢藩の上杉家を立て直した名君・上杉鷹山の話。しかし実際に彼が改革を実行しようとしたら様々な抵抗もあった。鷹山はそれらにどう対したか。なお鷹山は近年に非常に注目されている人物…
海軍の将として頭角を顕した小西行長 今回の主人公は、秀吉の朝鮮出兵で朝鮮や明国との交渉役だった小西行長。どうして小西行長はこの戦いをとめることが出来なかったか。 宇土城跡に立つ小西行長像 番組はまずお城クンこと千田氏がハイテンションで名護屋城…
義経が逆落としをしたのはどこか? 今回は悲劇の主人公として未だに人気の源義経。実際にこの手の歴史番組でも既に数度にわたって取り上げられている。この義経についての新しい研究を伝えるという。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work 義経は打倒平氏を掲げて挙兵…
巧みに主君を渡り歩いた細川藤孝 今回は何度も危機に瀕しながらも巧みに信長・秀吉・家康の元を渡り歩いて生き延びた、非常に目端の利く男・細川藤孝について。 生き残りの達人・細川藤孝 藤孝は細川家の分家の生まれで、非常に英才教育を受けて育ったらしい…
伊能忠敬の前半生を考察する 足かけ17年の全国測量で精密な日本地図を作成したことで知られる伊能忠敬だが、その偉業に関しては多くの疑問もある。だがそれらの謎は彼の前半生を省みることで分かるのだという。 伊能忠敬 // 伊能忠敬に纏わる6つの謎 佐原の…
明治天皇のPR及びイメチェン戦略 明治維新の結果、天皇を中心とする体制に変化したのだが、そのためには国民の天皇に対する意識だけでなく、明治天皇の意識自体も変える必要があった。明治新政府がいかにして立憲君主制へと踏み出していったかという話。 そ…
古代人の精神世界に迫る 縄文に弥生に古墳時代、日本の古代社会における日本人の心を土器などから読み取ろうというのが今回の主旨。過去に放送した内容を振り返っているところもある。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work // 自然と共に生きた縄文人の精神世界 ま…
秀吉の軍師として活躍し、その天下取りに大きく貢献したとされる黒田官兵衛であるが、晩年になるとその能力を秀吉に警戒されて遠ざけられたと言われている。その官兵衛が関ヶ原の機に乗じて天下を狙っていたのではということが言われているが、その真偽や如…
開戦に至った東条英機の選択 開戦決定時の総理大臣であり、戦後には戦犯として処刑された東条英機。彼はいかなる経緯で開戦へと至ったのかというところを、今回は「昭和の選択」として紹介。 東条英機 東条英機は陸軍の軍官僚である。ニニ六事件などで軍の影…
陰陽師と言えば安倍晴明という有名人が今日の主人公。しかし番組の内容的には以前にヒストリアで放送していたものをそのまま流用しているし、にっぽん!歴史鑑定でもかなり詳しくやっているので、内容的には目新しいものはない。 tv.ksagi.work tv.ksagi.work…
鹿鳴館の華・大山捨松の生涯 鹿鳴館で華麗なダンスなどを披露して社交界の華と言われた大山捨松。しかし彼女はただ単にそれだけの女性ではなかった。 大山捨松 大山捨松こと山川咲は会津藩家老の家に生まれている。教育に熱心だった会津藩で咲は家老の娘とし…
歴史のターニングポイントであった本能寺の変 歴史における重大事件としてトップ5ぐらいには挙げられるであろう本能寺の変だが、この時に信長か討たれていなかったら当然のように歴史は大きく変わったろうが、その影に隠れているがもう一つ極めて大きかった…
バサラ大名・佐々木道誉の生涯 従来の価値観に囚われず生きるのがいわゆるバサラという生き方。南北朝時代にまさにそのバサラそのものの大名が佐々木道誉だという。 佐々木道誉 // 寝返りを重ねつつ、室町幕府の要人に 鎌倉幕府の配下であった佐々木道誉は、…
「世直し江川大明神」 今回は幕末に海防の重要性を訴えて幕府に建白書も挙げていたという重要人物、伊豆韮山の代官だった江川英龍である・・・と言っても大半の人が「誰?」って反応だと思うのだが、実際私も聞いたことのない名前である。どうやら磯田氏によ…
鑑真を来日させた聖武天皇の事情 苦難を乗り越えて来日した鑑真だが、そもそも鑑真が来日しないといけない理由は何だったのか。鑑真側としては異境の地に仏教を広げる使命感などが言われているが、日本側の事情が今ひとつ曖昧だった。そこに今回は「聖武天皇…
戊辰戦争で活躍し、自由民権運動の旗手となった板垣退助 自由民権運動の中心となり、後に自由党を設立して政党政治で活躍した板垣退助が今回の主人公。日本全国で盛り上がった自由民権運動は、結局は政府によってねじ曲げられた形で終息したのだがその過程を…
今日の天皇制の基本を作った持統天皇 令和になって天皇即位の儀式が古式ゆかしく行われたが、このような現在にも続く儀式の型式を定めたのが持統天皇であるという。天武天皇の后であったのが持統天皇で、今までは次の天皇につなぐための臨時の天皇的な見方が…
大河で「活躍?」のあの人がついに登場 今回の主人公は、大河ドラマでも桁外れの「ダメダメオーラ」を発していて存在感抜群の朝倉義景。この人物、足利義昭が頼ってきたにもかかわらず、その将軍カードを活かしきれずに信長に先を越され、挙句の果ては浅井と…
忍者軍団、織田軍と戦う 忍びの里と言われる伊賀であるが、ここが歴史の表舞台に登場したことがある。それが天正伊賀の乱。織田軍が伊賀に攻め込んだのであるが、それが伊賀の軍団に完膚なきまで粉砕されてしまうという事件である。 早速伊賀の里を訪れた千…
第一次大戦中に軍隊で発生したスペイン風邪 100年前に世界的に猛威を奮い、多くの犠牲者を出した新型感染症が「スペイン風邪」とも呼ばれたインフルエンザである。 スペイン風邪が最初に発生したのは第一次大戦の軍中であった。発端はアメリカの軍事基地で死…
今日行われている疫病対策や、日本が衛生的な国家となるための礎を築くのに貢献した三人の人物、種痘を導入して天然痘と戦った緒方洪庵、衛生という概念を確立してコレラと戦った長与専斎、日清戦争からの帰還兵に見事な検疫を行って世界を唸らせた後藤新平…
鎌倉に幕府を開き、武家政権の基礎を築いた源頼朝。鎌倉の都は頼朝の深い考えが反映されていた。 // 武家の都として鎌倉を選択 まず頼朝が鎌倉を都に選んだ理由であるが、それはやはり防御を考えてのこと。鎌倉の地はやや手狭ではあるが、三方を山に囲まれ、…
平清盛は福原京を建設し、大輪田泊を整備するなどして宋との貿易に力を入れていたのはよく知られているところである。清盛は一体その先に何を睨んでいたのか。 // 宋との交易を重視した清盛 そもそも清盛と宋との関わりは父の忠盛の頃から始まる。当時の宋は…
豊臣家滅亡後に直ちに組織固めに入った家康 家康が大坂夏の陣で豊臣家を滅ぼしてから、家康がこの世を去るまでに12ヶ月。ここで家康は猛然と終活に入る。ただ通常の終活とは遺産の分配を決めたりするのが中心であるが、家康の終活とは徳川家の支配の体制を永…
戦術家としての土方に注目する 新撰組の鬼の副長と言われた土方歳三。幕末イケメンとして大人気で、剣を振り回しているイメージのある彼だが、しかしある時から剣を捨て、洋装に着替えて銃で戦うようになった。そしてその頃からかつて鬼の副長の姿は影を潜め…
今では日本を代表する伝統芸能として知られている歌舞伎であるが、江戸時代においてはその地位は非常に低かった(実際に河原乞食なる差別語まであった)。江戸期から明治期にかけて活躍して、歌舞伎の地位向上に貢献して今では劇聖とも呼ばれている名優九代目…
作曲家・小関裕而の生涯 今回の主人公は作曲家の小関裕而。言うまでもなく朝ドラ連携企画である。今まで朝ドラや大河のストーリー紹介は専らヒストリアの仕事だったのだが、今回はこの番組で行う模様。なおコロナのご時世のため、スタジオ入りは杉浦アナのみ…
今回もコロナ対応で杉浦アナ単独出演の総集編です。国難の際にこそトップの力量が問われる。日本の現在のトップは国難に対応するどころか、この後に及んでも個人的利権の追求ばかりをやっているどうしようもない奴だということが露呈したが、明治の動乱期に…
今回のテーマは織田信長。彼の人生においての正念場だった3つの危機について紹介とのことであるが、要は過去の総集編である。スタジオに集まっての収録が出来ない状況になっているので、杉浦アナだけが登場して進行という形になっている。 // 冷静な状況判断…
幕末の1867年、薩摩藩が中心となって御所を制圧して王政復古のクーデターを起こす。その25日後に新政府軍は鳥羽伏見の戦いで勝利して倒幕への道が開かれていく。すべては大久保や西郷のシナリオ通りと見えるのであるが、実はそうではなく、裏ではギリギリの…